Category Archives: チーム算数

「何が起こるか分からない」チーム算数

久しぶりにチーム算数が開催されました。
城ヶ崎滋雄先生佐々木智光先生と私の3人です。

いろいろと語り合ったのですが,全体的に「何が起こるか分からない」というのがテーマだったような気がしています。
たいていの日々は,ここ数年の延長線上に位置するような流れになっています。
ですので,ここ数年,何事もない場合は,しばらくの間,何事もないとなります。

でも,ある日突然,連絡が来て,あっと驚くような幸運を得ることがあります。
その朗報の運び手は,たいていの場合,「知人友人」です。
だから,「友達は大切にしよう」「人とはけんかしないようにしよう」という方向で,話が続きました。
そうして,朗報は「続く時には続く」ということも,実感として語り合いました。

錦田一里塚/三島市こんな風に思っていると,平凡な毎日が実はとても大切なのだと思えてきます。
友を大切にし,共に前進することが将来を築く基なのだと思えてきます。

私の今日は,極めて普通でした。
普通に何事もなく,それでいて自分の仕事をきちんと進められました。
これで良いのだと感じます。
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忘年会は全て終わりました。
新年会は,1月3日に明石要一先生の御自宅がはじまりとなります。
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写真は,三島市にある錦田一里塚。時の流れを思っていたら,ふっと思い出し,アップしました。
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久しぶりのチーム算数

久しぶりにチーム算数を城ケ崎先生と開催しました。
しびれるようないい話が城ケ崎先生からでました。
600×8=
という計算で,さっと四千八百と答えが言えない子がいました。
このとき,城ヶ崎先生は「六八48だから,48ゼロゼロ」とまずは答えても良いと対応したそうです。
そうしたら,これはかなり分かり易かったらしく,その子は,その後,スイスイだったそうです。

この話で盛り上がったら,城ヶ崎先生は,さらに良いことを教えてくれました。
答えを書く時,まずは六八48を書き,続けてゼロゼロと書くので,その通りにまずは考えて,それから数を読めば,記述と同じになって,分かり易いんです,とのことでした。
大したものだと思った次第です。

私の方からは,5年生で学ぶ大きさの等しい分数が,数の概念が極めて大きく変化する所だと言うことを話しました。
そういうことを自覚していると,力のいれどころがちょっと変わってきます。
そんな話ですが,かなり深く納得してくれていました。

後は,近況です。
昔は,普通に近況を話していたのですが,最近は,この近況がワールド話になっています。
これがなかなかの面白さを持っているので,これから先もチーム算数は盛り上がりそうです。
来週の22日(土),東京の水道橋で「算数ソフトのセミナー」を開催します。
ここでも,ワールド話をちょっとすると思います。
算数ソフトに関心のある先生,ぜひお越し下さい。
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城ヶ崎先生とチーム算数!

今日は,城ヶ崎滋雄先生とチーム算数。
城ヶ崎先生は,開口一番,明日のスクーのことを質問しました。
「2分の1」と「10分の5」は同じで違うというのは,どういうことか??
いろいろと考えたけど,よくわからないとのことでした。
考えてもわからないことはたくさんあるので,本を読んで勉強することがおもしろいのです。
城ヶ崎先生に,違いを話したら,その視点が勉強になると言っていました。
この「視点の違い」というのは,若い頃からよく言われていて,私はどうも見方が普通ではないようです。
たぶん,気に入った角度を見つけてはそこからじっと見てしまうのだと思います。
何事もそうですが,ちょっと角度を変えると,別の姿が見えてきます。
そういう話がスクーの主な話になります。

こんな話からスタートし,最後は,城ヶ崎先生に宿題で終わりました。
城ヶ崎先生は,次回から数回にわたり,私に講義をします。
聞き手が私ですから,大変だと思います。
ですが,これも人生です。
これまで城ヶ崎先生が学んできたことを,ある意味総括するような感じで,語ってもらいます。
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そのスクーですが,「横山験也の算数の授業」を「受けたい!」という方が,100名を超えました。
ありがたいことです。
今日は,その準備として,久しぶりに世阿弥の本を開きました。
また,日本書紀も開きました。
日本書紀の確認したかったページの近くには,お気に入りの,「宮門を通るときの作法」が載っています。
算数からちょっと離れ,そっちを読み,「なるほど,勉強になるな」とつぶやきました。
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b8360_200城ヶ崎先生の鞄に入っていた本を紹介しましょう。
宇佐美寛先生の『私の作文教育』です。
さすが!と思った次第です。