Category Archives: 友人知人

「道徳読み」の講座 「3,感動がある」

松澤先生から写真をいただきました。
「道徳読み」の話をしているところです。

「3,感動がある」と書いてあります。
その隣の図は、私がよく使っている「徳性と学問の図」です。

読み物教材を読んで生じる「感動」について、この図を使って簡単に説明をしているところです。

感動には2種類あります。
1、自然感動
2、学問感動

この2つがあることを話したのですが、セミナーの事務局をしていた須永先生はさすがでした。
講座後、「学問感動はとてもよくわかる」と私に話してくれました。
学んでいる先生は違いますね。
「学問感動」という言葉が出てきているだけで、この反応です。
きっと、そういう体験が多数あり、それがスウッと思い出されたのでしょう。

自然感動は誰にも生じます。
でも、学問感動は学ばないと生じません。
道徳を教える一つの意義は、道徳的感動を大きくしてあげるところにあります。
そのために、「道徳読み」が必要となってくるのです。

松澤先生が撮ってくださった写真がちょうどいいところを撮影てくれていました。
有り難いと思った次第です。

私が参加する次の野口塾は6月25日(日)の「授業道場 野口塾in大阪」です。
ここでも、「道徳読み」の話をします。
関心のある先生、ぜひ、御参加ください。
--
野口塾の重鎮、山中伸之先生の「第7回いつも上手くいく先生の学級経営・授業づくり講座」が6月3日(土)に開催されます。
山中先生のお話は面白い上に中身が濃いです。こちらへも足を運ばれてみてください。
--
関連記事:

野口塾ビギナーズ、松島先生の一言がナイス!

野口塾ビギナーズは、全体的に力量のアップを感じました。
その中でも、輝いていたのは松島先生の一言でした。
「10年目で本を1000冊以上は読んできた。」

ろくに本も読まずにいる先生には、この一言の重大性は気がつかないと思います。
1冊の読書による影響は小さいことが多いです。
しかし、小さいながらも力強いので、積もり積もるもと、信念にも影響をしてきます。
また、たった1冊が信念に影響を与える事もあります。

私の場合でも、弁証法と出会った1冊は、私自身の学び方を根底から変えてしまいました。
松島先生にもそう言う本があれこれとあったのだろうと思います。
そうして、これから先も、そういうエネルギーある本と出会うことが容易に想像できます。
今後の松島先生がますます楽しみと感じました。

同様に、読書量の多い須永先生も楽しみです。

私は「道徳読み」の話をしました。
題材は「ブランコ乗りとピエロ」。
本文については大きいところの話として8つ準備をしたのですが、半分の4つで終わりました。
大事な本文の「道徳読み」が半分程度しか話せなかったのは、私の至らぬところです。

来月、「第2回 主張ある道徳授業を創る!」でも「道徳読み」の話をします。
題材を「あとかくしの雪」としていたのですが、事務局に連絡をして「ブランコ乗りとピエロ」に変更しました。
本文の教材分析をもう少し強めに話すようにしたいと思います。
--
関連記事:

野口塾ビギナーズ。山中伸之先生が最高!

第10回目の野口塾ビギナーズセミナーに参加してきました。

会場の東京未来大学の敷地にはいると、御覧のように案内が出ていました。
素晴らしい字ですね。
講師の神部教授の筆とのことです。
おかげで迷うことなく、会場の教室まで進めました。

午前・午後とたくさんの先生方のお話を伺い、満腹状態になりました。
その中で特に際立って「すごい!!」と感じたのは山中伸之先生のお話です。
いつもの語りとは、一味も二味も違う、ユーモラスな話の連続でした。
会場の雰囲気が一気に変わり、若い先生も年配の先生も山中先生のコミカルなユーモラスな、それでいて中身の濃い話に釘付け状態でした。
私が聞いた山中先生の講座の中で、今回は最高と感じました。
きっと、この先、ユーモラス話にさらなる磨きがかかると思います。
楽しみでなりませんね。
--
関連記事:

 

月曜日は三育小学校で授業です!

三育小学校で月曜日に授業をすることになりました。
1年~6年までの生徒さんが一緒に参加する授業です。
時間は正味50分程度となっています。
「特別授業」です。
内容は私に一任されているので、今朝からフッとした時に考えています。

論文なら、思いついたことをどんどん打ち込んで行くのですが、講座の場合はそういう仕方ではうまくいきません。
話したいと思うことが、ある時、忽然と湧いてくることがあります。
そう言うことが良くあるので、机の上に何気に紙を置いています。
そうして、思いついた時に、そこに書き込んでいます。
講座が立て込むと紙も立て込んできます。
それでも、紙に書いたことは一瞬で俯瞰できるので便利だなぁと思っています。

三育小学校では今のところ、
1,地理の勉強
2,ウサギとカメの勉強(ケニヤ版)
3,ウサギの兄弟とオオカミの勉強
とここまで進んで、最後に
4,道徳の勉強
といった項目になりそうです。
項目とは別に、趣旨も固める必要があります。
人への対応から困難への対応。
そんなところに落ち着かせるのかなと思っています。

今回、ありがたいのは学年がバラバラということです。
これをどう活かすか。
そこが善し悪しの分かれ目と思っています。

と、こう思いつつも、意外にも英語ソフトでノリノリ勉強をするかも知れません。
三育小学校の山本校長先生は、すでに英語ソフトを使っています。
校長先生からいただいたお言葉です。
「文部科学省発行のHi、friends! に沿って作られているのですね。
実にいいです。
これがあれば、短い時間で内容も濃く英語を学ぶことができます。」
山本先生の波に乗って、楽しい英語の授業というのも良いかなと思っています。

『子どもが夢中で手を挙げる外国語活動』
『Hi, friends!1』対応 1巻 2巻 3巻
『Hi, friends!2』対応 4巻 5巻 6巻

皆さんの教室でも、是非!
--
関連記事:

新田先生の「立腰」

立腰教育を進めている新田先生から、嬉しいメッセージをいただきました。
新学期が始まり、立腰の指導を進めていたら、保護者の方から大感激されたそうです。
あれ、めっちゃいいです!
うちの子水泳やってるんですけど、コーチに姿勢を治すように言われたとこなんですよ!」

水泳と姿勢がどうつながっているのか、私に分かりません。
でも、コーチが保護者に言っているのですから、平素の姿勢は運動に大きく影響するのでしょうね。

新田先生の立腰指導のポイントは3つ。
1,足ぴた!
2,おへそ前!
3,おしり後ろ!

もちろん、指導用の掲示物もあります。
その掲示物を、御家庭用にも作られているそうです。
素晴らしいですね。

道徳がいよいよ教科となります。
ありがたいことです。
道徳の時間には、いっそう意図的に「姿勢」の指導が入れられるからです。

柔道や華道など、およそ「道」とつく世界は「姿勢」を大切にします。
道徳は人としての道そのものを学ぶ時間です。
姿勢は基本中の基本となりますね。

★来月、道徳のセミナーで1コマ持ちます。
「第2回 主張ある道徳授業を創る!」セミナーです。
姿勢を良くしたいと思う先生、ぜひ、御参加下さい。
できるだけ、私がよく見える位置に座ってください。
自然と姿勢が良くなっていきます。
私は一番前の席に座る予定です。
--
関連記事:

『子どもが育つ5つの原則』の懇親会で見た本!

土曜日に開催された『子どもが育つ5つの原則』の懇親会。
一人の中堅の先生が、講師を務めた宮内先生に何やら「教えて下さい」と言っていました。
何を聞くのだろうと思って様子を見ていたら、カバンから宮内先生の新刊『子どもが育つ5つの原則』を取り出しました。

カバンから5つの原則の本が出てきた時には、「熱心な先生だなぁ。こういう先生がいることが、嬉しいものだ。」と思った次第です。

その中堅の先生は、とあるページを開き、質問をしていました。
もちろん、宮内先生は明快に答えていました。
が、私は取り出した本を見て、ビックリしました。
「おおっ、これはすごい!」

写真の通り、折り目がビシバシ入っています。
読み込んでいると感じます。
ここまで読まれれば、本も嬉しいと思います。

この本、宮内先生も記念に撮影していました。

本を読む先生。
本を読み込む先生。
やっぱり、良いですよね。

この中堅の先生、講座のスタートでミニ講師を行っていました。
計算のフラッシュカードのアイデア、実に良かったです。
--