Monthly Archives: 3月 2016

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新刊『詩歌の鑑賞 授業の教科書』が出ます!

b7764野口芳宏先生と木更津技法研の新刊が出ます!!
「授業づくりの教科書」シリーズです。
内容は詩歌!!
『詩歌の鑑賞 授業の教科書』です!!

前半は野口芳宏先生による理論編。
「詩歌の鑑賞」「発問づくりの極意」です。
素晴らしい内容で,読み応え十分です。

後半は木更津技法研による「発問道場と授業実践」です。
こちらでは,実際に発問をどう作っていくのか,それが非常にわかりやすく書かれています。

なんというか,「野口塾の国語がこの本に凝縮している」と感じます。
春休みに,ぜひ,この本で学んでいただけたらと願います。
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b7763野口先生の国語の本。
『授業づくりの教科書 国語科授業の教科書』
こちらも中身が濃いです。
お勧めです。
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話は変わりますが,いよいよ今月下旬に海外へミーティングをしに行くことになりました。
バングラデシュへ行ってきます。
一昨年には,カンボジア→タイと視察しました。
昨年は,ルワンダ→ケニヤと視察。
今年はバングラデシュがスタートです。
楽しみです。
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「孝行」って何かと問われたら

b7765◆「チーム算数」の開催日が決まりました。26日(土)の午後2時から。場所はいつものジョナサンです。
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「親孝行」の「孝行」ってどういう事なのか,子ども達に尋ねたことがあります。
「お父さんやお母さんの肩をもむこと」と具体例を挙げる子もいれば,
「お父さんやお母さんのためになることをすること」と方向性を示す子もいます。

同じ事を先生方に聞いてみると,反応がかなり薄くなります。
すっくと手を挙げて,「はい,孝行というのは・・・・・・ということです」とスパッと答える先生はいません。
「きっと,こんな事かな」と,やや自信なさげに手を挙げます。

「孝行とはどういうことか」と一般論を問われたときは,漢字で考えるようにすると,ぶれずに大筋OKの解がみつかります。
なぜなら,「その漢字を用いることがモアベターだ」と歴史的に決められてきたからです。

漢字での考え方には,大筋2種類有ります。
1つは,訓読み。
2つめは,部品の意味。
これらは,漢和辞典ですぐに把握できます。
さらに,もう一つ加えるとしたら,それは
3,古典での漢字の使われ方
をあげることができます。しかし,これはなかなか大変です。

さて,「孝行」です。
「訓読み」で見ていくと,かなりすっきり把握できます。

「行」の訓読みは,「おこなう」。
では,「孝」は?

「孝」の訓読みは大方の人が知りません。小学校では習わないからです。
調べると,「おやおもい」と出てきます。
「孝」の訓読みを「おやおもい」と知った瞬間,「あっ」と小さな悟りを開くような感覚に包まれます。

単純に考えても,「親を思って,行うこと」が孝行の姿なのです。
親を思えば,それは「孝」。
思って行えば,「孝行」。
親に何かしてあげることはもちろん孝行です。
それだけではなく,悪い誘いを受けたときに,ふと親の顔が浮かび自分の取るべき行動を決めることも,これも親孝行なのです。

こうして,訓読みをするだけですが,孝行について自分の考えがしっかりしてきます。
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松島先生は,道徳の時間に家族愛の授業をしたそうで,その最後の一こまに,この「孝行の話」をしたそうです。
子ども達も,「ああ,そうか」と納得したそうです。
実に良いですね。
子ども達に伝えて欲しいですね。
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中嶋先生が千葉まで

奈良の中嶋先生が千葉までやってきてくれました。
東京に用事があり,そこから足を伸ばして千葉まで来てくれました。
嬉しいですね!

久しぶりにゆっくり話したので,話はあちこち飛びました。
昔の思い出話もありました。これから先のことも話しました。

何よりも嬉しいのは,中嶋先生が毎年のように大前進をしていることです。
私が現役の時に全くできなかった世界を,一つ一つしっかりと構築しています。
また,ほんのり気品が漂っていました。
品格ある道を歩んでいるからでしょう。
「先生は先生らしく」
この生き方が,今の中嶋先生の歩みなのでしょう。
実に良い姿です。
中嶋先生の姿勢に触れることで,私もさらに今より良い方向に進もうと思いました。

今回の話の中に,「比べない」が出てきました。
普通にしていても,人と自分をすぐに比べてしまうのが人間です。
小さい頃から学校のテストなどで,比べやすい考え方を学んできていることも,その一つの要因と思います。

自然に比べてしまうのは,自然の成り行きですから,それはそれでかまわないことなのです。それが大きくならないようにすることが,私は大切と思っています。

どうしてでしょうか。
人と比べて楽しい気分になるのは,自分が勝っているときだけだからです。
何かの拍子に,自分が負けている状態になると,かなり強めに落ち込みます。
比例するように,精神状態が悪くなります。
勝ちっ放しの人生なんてありえませんから,日頃から比べないように努めるのです。

また,専門的に勉強が始まると,人とは違う世界を切り開くことになります。
各自,自分の道を自分で歩むのですから,比べること自体が空虚な状態になります。

そんな話が,合間に挟まりながら,中嶋先生との楽しい時間がすごせました。
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b7767ところで,今月はアフリカではなく,バングラデシュに出かける事になりそうです。
その日程がまだ決まらないのですが,現地の方が「ウェルカム」とのことなので,楽しく充実した時を過ごせそうです。
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『単元別 中学数学ソフト』発売!

b7769お待たせしました!
中学のソフト『単元別 中学数学ソフト』が発売になりました。

内容は右の通りです。
・数学の準備(小学校の振り返り)
・正の数・負の数
・文字式
・一元一次方程式
・比例,反比例
・平面図形
・空間図形

USBかCD-ROMか,どちらかを選んで申し込むことができます。

ちょっとしたことですが,ソフトの目次画面には,ご購入いただいた中学校の「学校名」が出てきます。
ご注文をいただいてから,一つ一つに学校名が表示されるように作っています。
道徳の愛校心へのほんの少しのお手伝いにもなっているかと思っています。
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ユーチューブに3分ほどの紹介ビデオをアップしてあります。
お時間がありましたら,是非,ご覧下さい。

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前田康裕先生,孝行

熊本の前田康裕先生と電話をしました。
話が終わろうとした頃,前田先生が「5月頃,東京に行こうかと思っている」と言ったので,「それなら,セミナーをやろうよ」と返しました。

久しく前田先生の話を聞いていないので,これはなんとか実現したいと思います。
日取りなどが決まったら,皆さん,ぜひ来て下さいね。
場所は,東京の山手線か中央線周辺。
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b7772先日の実感道徳研究会。
山中先生が道徳の指導要領に記されていることを一覧できる印刷物を配布してくれました。
わかりやすい資料で,「家族など日頃世話になっている人々に感謝すること。」という項目には,「感謝」という言葉が束ねの用語として出ていました。
どう束ねようがかまわないのですが,「家族」と来たら普通は「孝」だろうと思います。
親への孝行です。
「孝」は小学校道徳の中心に位置する徳目です。

そんなことを思っていたので,懇親会で松島先生に「孝行の問題」を出しました。
孝行とはどういうことか,孝とはどういうことか。
それがすっきりわかる問題です。

漢字を訓読みすると,それがわかるようになっています。
さて,どう読むのでしょう。
これを松島先生にお話ししたら,体に電気が走ったようです。
良いことです。
日本語となった漢字には,それほどまでにパワーがあります。
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「笑いのバロメーター」

b77744月3日(日) 大阪でお話をします。

私が話すと,なぜか笑いが起こります。時には,ドッカン!ドッカン!と爆笑が起こります。

そういう「明るい先生」「明るい学級」が好きな先生,ぜひお越し下さい。
テーマとは関係のない予期せぬ面白い話も出てくると思います。

右の「笑いのバロメーター」。
これは私が新卒の時からずっと心に留めてきた一つの指導観です。
黒板の後ろには笑いのバロメーターがあるのです。
その針が半分を超えない授業をすることは,私にとっては御法度であり,給料ドロボーに値してしまうのです。
私にとって,授業のベースは笑いだったのです。
今風に言えば,エンタメ系の授業を心がけていたのです。

教室の前には「笑いのバロメーター」。
では,教室の後ろには,何があるのでしょうか。
そんな話もするかもしれません。

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テーマ「笑いのバローメーターを吹っ飛ばせ!!1年中大爆笑するクラスの作り方セミナー」
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会場:阿倍野ベルタ
13時受付開始 13:20講座開始
16:50終了予定

【講座内容】
1) 13:20~13:50
実践発表 15分×2

2) 13:55~14:40
誰でも爆笑間違いなし!笑いのバロメーターはこうして振り切る
※横山先生の子どもを惹きつける最強ネタ一挙公開

3) 14:50~15:35
子どもたちが、笑う!わかる!手を挙げる!クリックだけで大爆笑
※奇跡の算数ソフトの使い方

4) 15:50~16:35
なぜ横山先生の授業はいつも大人気なのか?
※教室に笑いを起こす横山流話術の秘密

5) 16:35~16:50
横山先生になんでもQ&Aコーナー
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参加費:3000円
お申し込みは→こちらまで
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