6月5日(日)の午前中に開催を予定していた「野口塾ビギナーズセミナー・スペシャル」が中止になりました。
午後からの「第3回 教育と笑いの会 in 東京」は開催されます。
中止になった野口塾ビギナーズのスペシャルで,私は「ケニヤ・ルワンダ・バングラデシュ教育事情」を話す予定でした。
主な内容は,「指で数を数える,その数え方の違い」と考えていました。
この話はなかなか面白いので,18日(土)の大阪の野口塾でお話をしたいと思っています。
「第3回 教育と笑いの会 in 東京」で,私は大喜利の進行役で参加します。
今,その大喜利のお題を検討しているのですが,私の所に届いているお題がどれも質が高く,この大喜利を聞くだけでもかなり良い勉強になると思っています。
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先ほど,「野口塾ビギナーズセミナー・スペシャル」は,「延期」とのメールが届きました。
「中止」ではなく,「延期」です。
これで,野口芳宏先生の紙芝居の講座がどこかで開催される事になります。
うれしいですね。
野口先生の『授業づくりの教科書 詩歌の鑑賞授業の教科書』も良い本ですね。
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5月21日付けの毎日小学生新聞の1面。
そこに,「ターくんと 頭 ぐるぐる」という大きなコーナーがあります。
ほぼトップ記事です。
今回のタイトルは「アメリカと広島」です。
リードで編集長が,NHKの「白熱教室」から「正義」について取り上げています。
「問1」で,ブレーキが故障した電車の事例が紹介されています。
そのまま進めば5人の作業員をはね殺してしまう。
分かれ道を選べば1人をはね殺してしまう。
「正しい行い」はどちらかという問題なのですが,頭がグルグルして,モヤモヤしていたとのことです。
でも,この後の解決部分で,スッキリ!
以下のように記しています。引用します。
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昨年読んだ大人向けの本「対話の害」(さくら社刊)で,やっと答えを見つけた。(略)
ボクは今,【問1】にこう答える。
「5人の命と1人の命のをてんびんにかけることこそ,正しい行いではありません。
先生の質問そのものに『正義』がないのです。
だから答えはありません」
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この解答を受けて,問2では,「【問1】を20万倍して考えてみよう。」と,『対話の害』の考えで問2へ進んでいます。
コンパクトに,よく練られた非常に良い記事でした。
小学生新聞の1面(ほぼトップ記事)で『対話の害』を扱った西村隆編集長に一度お会いしてみたいと思いました。
※毎日小学生新聞は,私が小学生の頃,家でとっていた新聞です。毛の色が白い猿の物語が連載されていて,それを熱心に読んでいたことを覚えています。「新聞って面白いものだ」と興味を持ち,6年生頃から,少し背伸びして大人の新聞にも目を向けるようになりました。
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次回の「チーム算数」は6月4日(土)です。その週の月曜日にJICAに行くので,それにまつわる話も少しできるかも知れません。JICAというのは,独立行政法人 国際協力機構のことです。
6月11日(土)は,前田先生のセミナーです。前田先生のことを考えていると,あれこれ夢がふくらみます。そんな話も懇親会で少しできたらと思います。
6月18日(土)は,かにみそ会が主催する大阪の野口塾です。前日に大阪入りして,前日に大阪の皆さんと一献傾けて,当日は終わったら失礼する予定です。私の話は楽しい話です。
7月は流しそうめん野口塾2回,他にセミナーを2回予定していましたが,どれも参加できなくなりました。SG会も厳しそうです。生きているとそう言うこともあります。
左は,ルワンダのホテルで使われている爪楊枝。
中を開けたら,ご覧のように先端を緑に着色しています。ちょっとげんなりして,写真に撮りました。
着色をしなくても間違える人はいないと思うのですが・・・。
そういえば,バングラデシュでは挽いたコーヒーより,インスタントコーヒーの方が高級品でした。中国もそうだったように思います。なぜ,インスタントの方が高級品なのかを聞いてみたら,よく知っている人が,「工場で作られているからだよ」と教えてくれました。
緑に着色したらその分工場での行程が増えるので,より高級な爪楊枝になるのかも知れません。もし,そうだとしたら,それはちょっとお門違いのような気がします。
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SG会でいただいたお菓子。
「奈良教育大学」と書いてあります。
明石先生の母校なので,助川先生がお土産として買ってきてくれました。
まあ,何というか,「大学を食べてしまって良いのだろうか」とか,「大学もずいぶん世俗的なことを考えているのだな」とか,あれこれ思ってしまうお菓子です。
思うのですが,このお菓子,年代によって感じるものが大きく違いそうです。幅広い年代の人が集まるようなセミナーでこのお菓子を見せて,大喜利のように何か一言感想を言っていただいたら,会場が爆笑に包まれるでしょうね。
良い教材になりそうですね。
SG会に集まる方々は,みなさん真面目なのですが,妙にユニークです。大いに勉強になっています。
そのSG会に出かける準備を気にしていた今日の午前中。
久々に良いひらめきがやってきました。
「これは即刻書いておかないと!」と,エクセルにバリバリと書き込んでいたら,「おっ,これはいける!」と,新しいビジネスプランが見えてきました。
あわてずに1年ほどかけて,あれこれ研究をして目鼻が立つようにしたいと思います。
「情熱の静かなる持続」
この言葉が好きで,今回のひらめきで持続がさらに伸びていく世界を見た気持ちになりました。
SG会で明石先生に,フェイスブックの日本基礎学習ゲーム研究会にアップしているパズルを褒められました。
大学生にも少し出題して下さったそうです。そういうお話をしていただけただけで,とても良い気分になりました。
明石先生にはお世話になりっぱなしです。
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ルワンダの産業振興を主導する大統領直轄の政府機関,RDBのビルです。
このビルに行くと思っていたのですが,行った先は,REB(ルワンダ教育局)という機関でした。
そこでお会いしたのが,教育局の局長です。
局長室は思っていたより広く,堂々たる部屋でした。
お会いした局長さんは若い上に,体がとても大きく,しかもガッチリしています。フッと,新日時代の馳浩大臣を思い出してしまいました。
局長さんに英語版算数ソフトIMを見せたら,これが大受けでした。
元々,高校の先生だったので教育現場に何が必要かは見るとだいたいわかるようでした。
同行の慶応大学の山田教授と専門が同じと分かり,そんな話でも盛り上がりました。
局長さんがIMに理解を示してくれたおかげで,公立の小学校での調査が円滑に進みました。
「ルワンダの人は親切」と聞いていましたが,本当にそうだなと思います。
次にルワンダに行くときには,また,ご挨拶に上がりたいと思っています。
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ルワンダへの旅の友として,本を3冊持って行きました。
行きの飛行機で2冊読み終え,それでも時間が余ったので,宿や帰りの飛行機で読もうと思っていた貝塚茂樹先生の『論語』を読み始めました。
論語は良いですね。
ザザッと読み進めるだけでも,妙に心が洗われます。
しっかりと生きようという気持ちになってきます。
飛行機が次第にルワンダに近づいて来た頃,本に異変が起こりました。
ページが束になって背からはがれ始めたのです。まあ,200円の古本だったので,そう言うのは起こりえることです。
特に,違和感も感ぜずにいたのですが,帰りの便で読み終わった頃には,全ページが背からはがれました。
これは,「もう一冊買いましょう!」というシグナルです。
改めて,新刊を買って,またルワンダに行くときに読みたいと思います。
日めくりの教室論語は簡潔で良いですね。
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