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『遠山啓』

6月25日(日)は大阪で野口塾です。
前日の夕方に大阪入りをします。
どうも、前夜祭が開催されるとのことなので、ちょっと顔を出そうかと思います。

前夜祭には野口先生、中嶋先生に加え、事務局の阿部先生達が参加します。
楽しい一時になりますね。

今日は、『遠山啓』が届きました。
こういう本が出ていることを、SG会の竹尾さんから教えていただきました。
水道方式を読み返していたところだったので、何というタイミングでしょう。

この本は分厚いです。
「分厚い本は、難しい本。」
これが私の中に形成されている一つの本スタイルです。
なので、ちょっとまずかったかなと思いました。
少し読んでみると、読みやすいことがわかったので、今夜あたりから読んでいこうと思います。

遠山啓というと、私には学生時代から新卒時代が思い出されてしまいます。
南郷継正の武道論や、三浦つとむの言語論などと共に、熱中して読んでいました。

あの頃の本を、今一度、「弁証法と創造」という観点から読み返したいと思っているのですが、他にもやりたいことがあれこれ出てきてしまい、ずるずるとしています。
でも、この本の遠山先生を見て、早い内にそういう勉強をすませておこうと思いました。
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コメニウスの『世界図絵』

暑さしのぎに、本を手にしました。
開いたのは、コメニウスの『世界図絵』

この本に「黒板」と「チョーク」がすでに学校で使われていたことが載っています。
1600年代に書かれた本ですから、黒板の歴史は結構長いです。

また、競争のところには徒競走の原型が記されています。
ゴールの線を引いて、それを目指して走りますが、線を越えてはいけないのです!
その昔は柵を作り、柵の中で走っていたので、線のところで止まるというのがルールとなっていたようです。

この本は学習用の絵本(教材)なのですが、その作りに感動をしています。
個人的に教材作りが好きなので、この本の作りを見ると、その創造性の高さに熱くなるものを感じます。
「算数ソフト」は私の作った教材の代表作ですが、創造性というレベルで、この本に近づけていたら良いなぁ、なんて思います。
そんなことを思っていると、表紙の円がCD-ROMに見えてきます。
コメニウスに続いているのは私のなのかもしれないと、ほくそ笑んでいます。
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6月17日(土)「子どもに学ぶ教師の会埼玉セミナー」が開催されます。
私も登壇します。ぜひ、御参加下さい。
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城ヶ崎滋雄先生、お勧めの本

SG会での出来事。
城ヶ崎滋雄先生の提案に、お勧めの本が記されていました。

何と、その本は私の書いた本でした。
『力をつける短い詩文の解読法』(明治図書)

すると、「国語の本も書いていたの????」と、明石先生が大変驚かれていました。
それほどまでに、私の印象は「算数」や「学習ゲーム」なのです。

城ヶ崎先生が勧めてくれたこの本、部屋の本棚をザザッと見たのですが、見あたりません。
いかに、今の私の意識から遠ざかったところに位置しているか分かります。

アマゾンで発売日を見たら、1991年5月でした。
四半世紀も前の本なのですね。
振り返ると、「教科教育が輝いていた時代」と感じます。

子ども達の姿勢が悪い、という話題もでました。
良い姿勢が1分と持たないとのことです。
悲しい現実ですね。
こんな時こそ、大阪の新田先生に一講釈していただきたいと思った次第です。

「姿勢」は、「すがた」に「いきおい」と書きます。
今座っているその姿、勢いがありますか。
悪い姿勢の人は、心に勢いがないのです。
だから、だらしなく思われるのです。
姿勢の良い人は心に勢いがあります。
自然と、凛とした姿になり、威厳も出てきます。

不思議なのは、姿勢良く、凛とした姿で、タバコを吸う人がほとんどいないことです。
たいていは、崩れた姿勢で、楽な姿勢で吸っています。
姿勢とタバコは関係が深いのかも知れません。
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『子どもが育つ5つの原則』の懇親会で見た本!

土曜日に開催された『子どもが育つ5つの原則』の懇親会。
一人の中堅の先生が、講師を務めた宮内先生に何やら「教えて下さい」と言っていました。
何を聞くのだろうと思って様子を見ていたら、カバンから宮内先生の新刊『子どもが育つ5つの原則』を取り出しました。

カバンから5つの原則の本が出てきた時には、「熱心な先生だなぁ。こういう先生がいることが、嬉しいものだ。」と思った次第です。

その中堅の先生は、とあるページを開き、質問をしていました。
もちろん、宮内先生は明快に答えていました。
が、私は取り出した本を見て、ビックリしました。
「おおっ、これはすごい!」

写真の通り、折り目がビシバシ入っています。
読み込んでいると感じます。
ここまで読まれれば、本も嬉しいと思います。

この本、宮内先生も記念に撮影していました。

本を読む先生。
本を読み込む先生。
やっぱり、良いですよね。

この中堅の先生、講座のスタートでミニ講師を行っていました。
計算のフラッシュカードのアイデア、実に良かったです。
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宮内主斗先生の「子どもが育つ5つの原則」セミナー、良かったです!

茨城の土浦で開催された宮内主斗先生の「子どもが育つ5つの原則」セミナー、参加してよかったです!

1時間目は理科の授業づくりのお話をしつつ、子どもが育つ5つの原則について、分かりやすく話してくれました。
この理科の流れを体験して、やっぱり宮内先生は力のある研究者なのだと思いました。
導入からメインへの材料の配列が良いです。
その上に、子ども達が育つようにアプローチする5つの原則が加わっています。
納得の連続でした。

さらに、さすがだなぁと思ったのは、2時間目以降を参加者の顔ぶれによって、内容を対応させていたことです。
カルタなども登場し、実際にやりながら、途中でちょっとストップし、宮内先生の話が飛び出します。中身は5つの原則の活用です。一つ一つの意味・意義などが語られました。

遊ぶだけでも力がつく学習カルタですが、講釈が入ると一段とグッときます。
宮内先生、力ありますね。
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4月29日は「子どもが育つ5つの原則」セミナー!!

4月29日(土)の「子どもが育つ5つの原則」セミナーへ参加すべく、申し込みをすませました。
会場は茨城県の土浦です。
あの実力者の宮内主斗先生が出ずっぱりのセミナーです。
これは中味が濃くなります!
遅れないように出立し、しっかり拝聴したいと思います。

コクチーズには、↓の内容が記されています
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4月出版の『子どもが育つ5つの原則』 その著者宮内主斗による半日講座です。
気になる子もどの子も,WIN-WINになるように育てましょう。

13:00 13:30 ブース発表(いろいろな実践発表があります),受付

13:40 14:45 子供を伸ばす5つの原則
模擬授業をしながら,原則を確認。

14:50 15:10 子供をほめる計画を立てよう
形式を気にせずにまとめる学級パワーアップの案作り

15:15 16:00 ほめること叱ること
気になる子への効果的な叱り方
子どもと教師がWIN-WINになる叱り方とは?

16:05 16:40 効果的な教材研究
学習が遅れがちな子にも何とかできる方法とは?
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ゴールデンウィークのスタートが充実します!

SG会、5月の課題図書『本物の思考力』の一節です。
「勉強しなければ脳は鍛えられません。」
これは、本当にそうだと思います。
集中して勉強した領域は、やっぱり切れ味が良くなります。
IMを使ったルワンダでのプロジェクトでも、勉強してきたからこそ叶ったところが多々あります。
宮内先生の指導力も勉強によって成り立っていることが、『子どもが育つ5つの原則』から伝わってきます。
勉強する先生方と茨城でお会いできます。楽しみです!
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