Category Archives: SG会

音読に力を入れてみたい先生が読む本

b8082秋田県への道中,楽しませていただいたのは,『日本語の学校』です。
この本は,今月のSG会の指定図書です。
全員が読んで会に参加し,レポーターの先生がお話をしてくれます。

この本を指定図書として提案された時,明石先生は「この名著がなぜ売れないのか,それが疑問だ」と一言コメントされていました。

私も購入し,読んでみました。
まさに,名著です!
音読指導に力を入れてみたいと思っている先生,あなたのために書かれた本と言えます。

音読には「読解」「鑑賞」が必須。
それを痛感させてくれます。

秋田への道中は新幹線と奥羽本線に乗ります。
運良く,車内は比較的空いていました。
誰にも聞こえないであろう声で,私は音読をしていました。
本は読むものなのですが,この本は音読をしたくなります。
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SG会,勉強になります

しばらくぶりのSG会。
人数分のレポートがあるので,短時間の内に大量の情報が伝わります。
学校の先生以外の方も複数参加しているので,その情報の幅が広く,良い勉強になります。

幼稚園の園長先生からは,5歳児と3歳児の交流生活の実践が話されました。
そこから出てきた,保護者の方の声が勉強になりました。
「お兄さん(お姉さん)が怖いって言うんです」
「お兄さん(お姉さん)が怒るから嫌だと言ってるんですけど・・・」
園全体が嫌なのではありません。
園は楽しいのですが,お兄さん(お姉さん)とのペア生活がちょっとつらいのです。
園になじんだ後,さらに,お兄さん(お姉さん)と少しずつなじませていくので,大事な順応性を高める良い勉強になります。さらに,年齢に差があるので,長幼の序も学ぶことが出来ます。
多数の子は,いやがらずに交流生活をしているとのことで,この幼稚園から巣立った子は,小学校でも円滑に集団生活を送るのだろうなと思いました。
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中学校の先生からは,学級目標を決める話がでました。「こんなクラスは嫌だ」というところから生徒達の考えを引き出して決めていったそうです。ひげうさぎ校長先生の読書法と似た感触で,これなら生徒達も気を入れて考えただろうなと思った次第です。
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私は,先だってブログに書いた「飲み助さんの話」を持って行き,それを読み上げました。
素人の作った再話ですが,明石先生から,「じーんと来た。」と言われ,ありがたく思いました。
『子どもの作法』
作法も勉強になりますし,飲み助さんのような道徳も大いに勉強になります。
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309が,300と00と9に別れる機能

土曜日は,楽しみにしている「算数スタートダッシュセミナー」です。
そこへ向けて,あれこれ思っていたところに,千葉の石井先生から嬉しいメールが届きました。
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『子どもが夢中で手を挙げる算数の授業 小学2年生3』算数ソフト2年③1000までの数を使ってみました。
百の位・十の位・一の位がドラッグすることで309が300と00と9に別れる機能がすばらしいですね。
特別支援学級の児童もこれを使うと「わかった!」となって数字が読めるようになりました。

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石井先生とは,明石要一先生が主宰されるSG会でご一緒させていただいています。
千葉県の小学校で特別支援学級を担任している心優しい先生です。

算数は抽象的な世界へ向かって,理解をどんどん進めていく教科です。
具体的な世界からの脱出がなかなか出来ないお子さんもいますが,石井先生のご指導で,「わかった!」となった子が増えました!!
こういうお知らせ,最高に嬉しいです。

土曜日には,若い先生,ベテランの先生が算数のスタートダッシュについて発表してくれます。
「算数スタートダッシュ!セミナー~算数ソフトを授業開きに~」は土曜日に開催されます。私にはたまらない1日になりそうです。
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明日は,明石研の新年会です!

明日は,明石先生の御自宅での新年会です。
昨年,初めて参加しました。
近くに住んでいながら,そういう行事が毎年開催されていることを知りませんでした。
大阪に行った時,後輩の白石さんと玉置さんから教えてもらい,参加した次第です。

明石先生の推薦文本当に久しぶりだったのですが,明石先生は私のことを大切にもてなしてくださいました。ありがたいとつくづく思いました。
それ以来,昨年一年間は,明石先生に大変お世話になりました。
算数ソフトの推薦文も書いていただきました。
お陰様で,算数ソフトも順調に世界を広げています。

今年も新年会に参加して,明石先生はじめ,明石研の皆さんとの交流を深めたいと思います。
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昨年末にカメラを買いました。
福嶋先生のすばらしい写真に触発されて,購入を決意しました。
その後,とある忘年会に参加したら,元プロカメラマンの方がいたので,すこしばかりカメラの話をしました。
その方が言うには,「上手に撮影できるようになるには,とにかく撮影量を増やすことが一番」とのことでした。
算数的体験を増やすことが,算数力向上の土台となります。
それと同じなので,とにかく撮るかと思っています。
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明石要一先生のSG会に参加

半年ぶりぐらいに,明石要一先生のSG会に出席しました。
現役の先生方の他に,幼稚園の先生や企業の方々など,多彩な顔ぶれです。
SG会はレポート持参が原則となっています。
そのレポートは,私にとってなかなか珍しいスタイルなので,毎回,不思議な感触を得ています。

そのスタイルというのは,論述の合間に,自分のあれこれが入り込んでいるということです。
まじめでありつつ,どこか砕けている。
そんなレポートなのですが,皆さんに妙に受けています。
それでいて,話しは論述部分に向かいます。
他では見られない,大変珍しい世界です。

SG会で一番勉強になるのは,明石先生の司会力です。
発表者のあれこれを考えつつ,レポートについて話してくれます。
明石先生の話を聞きつつ,良い勉強をさせていただいています。

会の後半は,毎度,懇親会です。今回は忘年会でした。
忘年会も終わりに近づいた頃,中学校の桐島先生から,自分のレポートを斬って欲しいと頼まれました。
昔なら,斬って欲しいと言われる前に斬っていたのですが,最近は頼まれるまで斬ることはしないようにしています。年の差が大きくなったこともありますが,受け止める側にその気がなかったら,話しても大方が無駄になるか,逆効果となると分かっているからです。

桐島先生には,珍しく矢印の話をしました。
矢印は強い主張の表れなのです。
ですので,不用意に図面で用いると,論述の主張と食い違うことが出てきます。
今回のレポートはその形になっていました。もったいないです。

教職は,口で説明することが多い職業なので,桐島先生のようにレポートでもしっかり伝えていける力を付けようとするのは,とても良い姿勢です。

かけ算九九のソフト九十九里の石井先生は,算数ソフトを使ってくれています。
受け持ちの子が,かけ算九九の楽しいかけ算ソフトをたいそう気に入ってくれているそうです。
また,来月,校内研で算数ソフトを使ってくれるそうです。
もしかしたら,授業参観できるかもれません。
ありがたいことです。
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