Monthly Archives: 1月 2015

You are browsing the site archives by month.

日教販の大市会に出展しました

日教販の大市会東京の市ヶ谷で開催された日教販の大市会に出展しました。
全国の教販の方々,書店の方々,出版社の方々などが700人近くは集まっていたように思います。

たくさんの人が行き交っていました。
新年なので,ご挨拶もあちこちで見受けられました。
さくら社のブースにもたくさんの方が来られ,ご挨拶と展示品の説明などで,ごった返していました。

日教販の大市会写真は開催前の静かな一時のものです。
ブースの2/3ほどを書籍のコーナーにし,残りの1/3をソフトのコーナーにしました。
ソフトは大人気のDVDシリーズを全面に出し,ノートパソコンで中身を提示しました。
その脇には,新作の『特別支援教育対応 さんすうセット』です。
たくさんの方々が関心を持ってくださいました。

驚いたのは,宇佐美先生の『私の作文教育』を手にした某新聞社の方が熱心に立ち読みをしていたことです。少し読んだら,はまってしまったようです。
本の魅力はこれなんだなぁと感じ入りました。
日教販の大市会
ブース展開は,あまり動くこともなく立っているので,かなり疲れます。それでも,いろいろな方々とご挨拶できると,それもまた楽しい一時となります。
--
関連記事:

深澤先生の年賀状

私の作文教育年賀状も一段落ついてきました。
たくさんの方々から,自宅やさくら社に届いていました。
野口先生の口癖ではありませんが,相手にしていただけていることをありがたく思います。

年賀状の中に,いろいろと記事が書かれていることがあります。
そんな中に,私の名前があり,ちょっと驚きました。
書き主は群馬の深澤久先生です。
昨年,こういうイベントがあったという記事です。
ですので,そこに私の名前は書かずとも,主たる意味は通じます。
そこをわざわざ書いたのです。なんともありがたい気持ちになります。
今年も,どこかで一献交わし,今と未来について語らうことでしょう。
--
発問・説明・指示を超える 説明のルール群馬の羽鳥先生から,「日本人を育てる教育実践研究会」の通信35が大晦日に届きました。
今回のテーマは「和食と箸の伝統を守る」です。
1年ほど前に,和食がユネスコの無形文化財に登録されました。
その流れからの授業構想がみっちり記されています。
迷い箸など,箸のNGについても,最後の方にまとめて記されています。
こういう先生がいてくれることもありがたいことです。

箸に限らず,行儀作法は日本人の生活文化です。
これを伝えていくことはとても大切な活動です。

今週の土曜日は,神奈川県の相模原市で「明治人の作法」の話をします。
当時の作法書の第1章。
この項目が,「姿勢」です。

yb001学校に上がったら,まず,姿勢です。
椅子に座っていられるように。
できるだけ良い姿勢で座っていられるように。

幼稚園や保育園でかなりしっかりできるように指導がなされています。
小学校でも,そういう意識を持つ先生が増えています。
しっかりと勉強ができ,姿勢も良い教室。こういうのいいですね。
---------
関連記事:

NHK『花燃ゆ』を見ました

吉田松陰に関わる大河ドラマだったので,「花燃ゆ」の第1回目を見ました。

視聴された方は,かなり強いメッセージを感じたと思います。
それについては書かないでおきますが,
細かいところでも,随所になるほどと感心しました。

『孟子』妹(主人公)が諳んじて言った言葉は,『孟子』の一節で,学校について書かれたところです。
明倫館も出てきているので,よくぞここを選んだものだと,いたく感動しました。
せっかくですので,その一節を引用します。
--
ショウ(まだれ+羊)とは養なり,
校とは教なり,
序とは射なり。
夏(か)には校といい,
殷(いん)には序といい,
周(しゅう)にはショウ(まだれ+羊)といい,
学は則ち三代之を共にす。
皆人倫を明らかにする所以(ゆえん)なり。
人倫上に明らかにして,
小民下に親しむ。
(『孟子 (上)』小林勝人訳注,岩波文庫)
--

『孟子』には,「学校」という文字も出てきます。
私の知る範囲では,『孟子』が初出です。
明治時代の本にも,そのように書かれていた記憶があるので,きっと初出なのだと思います。

ドラマで示されていた学問への閉塞性。
これについては,同じような時代に書かれた『報徳記』にも,「これは太平の世のならわしであった」として,次のように記されています。
「国の習いとして,賢者・愚者を問わず,身分・俸禄の高下できびしく区別し,
高禄の家臣は微禄の家臣を下男のごとく見なし,
身分のある家臣は愚かな人であっても,人びとは彼敬い,
才智や人徳があっても身分が低ければ,人びとは彼を軽んじた。」

戦後の太平が続いている今こそ,大志を抱いて前進しなさいと教えてくれるようなドラマでした。
次回以降,見るかどうかは分かりませんが,私も遅まきながらしっかり学問をして,夢の実現に向けて進みたいと思いました。

友達の小出先生は,若い先生ですが吉田松陰の研究をしています。
2年ほど前の野口塾だったでしょうか。
休憩時間に彼は松蔭の書いた『講孟箚記』を読んでいました。
孟子について,松蔭が講釈した記録です。
その小出先生は,この日曜日に開催される実感道徳全国大会で発表されます。
気になるので,私も顔を出します。
--
関連記事:

明石先生の新年会

明石先生の御自宅での新年会に参加してきました。
明石研の古参OB,そのお子さんが明石先生を囲んで,楽しく歓談してます。
そんな中に私も入って,しばしアットホームな一時を楽しみました。

時々,明石先生が「○○君,今年の抱負」と声をかけます。
それを受けて,あれこれ話す場面もありました。
その中で,白石さんが「思うと考えるの違い」を話し始めたので,どうしてそういうことを思ったのか,その源を尋ねました。
『日本語練習帳』すると,カバンから『日本語練習帳』を取り出し,語彙の量など,なるほどと思う話をしてくれました。
本をカバンに入れている人は違うなと思った次第です。

家に帰り,気になったので本棚を探してみました。
サラッと読んでみて,肌が合うかどうか微妙な雰囲気を感じるのですが,奥の深さも感じるので,この機会にもう一度読んでみようと思いました。
白石さんに感謝です!
--
関連記事:

明日は,明石研の新年会です!

明日は,明石先生の御自宅での新年会です。
昨年,初めて参加しました。
近くに住んでいながら,そういう行事が毎年開催されていることを知りませんでした。
大阪に行った時,後輩の白石さんと玉置さんから教えてもらい,参加した次第です。

明石先生の推薦文本当に久しぶりだったのですが,明石先生は私のことを大切にもてなしてくださいました。ありがたいとつくづく思いました。
それ以来,昨年一年間は,明石先生に大変お世話になりました。
算数ソフトの推薦文も書いていただきました。
お陰様で,算数ソフトも順調に世界を広げています。

今年も新年会に参加して,明石先生はじめ,明石研の皆さんとの交流を深めたいと思います。
--
昨年末にカメラを買いました。
福嶋先生のすばらしい写真に触発されて,購入を決意しました。
その後,とある忘年会に参加したら,元プロカメラマンの方がいたので,すこしばかりカメラの話をしました。
その方が言うには,「上手に撮影できるようになるには,とにかく撮影量を増やすことが一番」とのことでした。
算数的体験を増やすことが,算数力向上の土台となります。
それと同じなので,とにかく撮るかと思っています。
----------
関連記事:

今年はどんな年になるのでしょうか

新年 明けまして おめでとうございます
皆様方の御多幸を心よりお祈り申し上げます
--
今年は,どんな年になるのでしょうね。
昨年の流れに乗っていれば,国内はもとより,海外にも算数ソフトが広がるように思えています。
新しい国名・地名もブログに登場するかもしれません。
突然,また,海外へ行くこともあり得るかもしれません。

算数ソフトの広がりと共に,次第に海外についての話を伺うことが多くなっています。
心に残っているのは,「計算ができないために金銭をごまかされる人が多い」と言うことです。
この話を聞いた時,愕然としました。
なんとしてでも,算数ソフトをそういった地域に広めたいと強く思いました。
算数ソフトを広めることで,海外の子供達の算数力を付け,不幸を減らし,平和で発展する国作りに寄与しなければならないと痛感しました。
そう思っていると,不思議と同じような志を持つ方々と出会います。
その輪が少しずつ大きく太くなっています。
今年も,流れが大きくなるよう,着実に前進していきたいと思います。
--
国内でディレクターの機能は,算数ソフト・事前学習法・作法・本作りを大きな柱として前進していきます。
特に本作りでは,お世話になった大先輩の本を出しつつ,これから伸びていく若い先生方の本も出していきたいと思っています。

今年が一層の良い年になりますよう祈りつつ,今日も朝からディレクターでプログラム三昧です。
今日は,そのディレクターで思わぬ発見をしました。
画面に貼り付けた画像やテキストに装飾を簡単に施せるのです。
影を付けたり,ぼかしたり・・・
フォトショップやイラストレータでやっていましたが,この機能をちょいと使って簡単な装飾をつけることができます。
そう多くは使わないと思いますが,10年以上も使ってきたソフトでの発見なので,妙に嬉しい気持ちになりました。
-----------
関連記事: