Monthly Archives: 7月 2015

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流し素麺野口塾

b8008流し素麺野口塾が開催されました。少し写真を撮りました。
写真を見つつ,ご紹介します。

最初の写真,ここが主たる会場である「涼暉荘」です。
ここに,塾生がつどい一日を過ごします。

 

 

 

b8007次の写真は,涼暉荘から見える景色です。
山あり,田あり。
眺めがすばらしいです。

 

 

 

 

b8006いよいよ,皆さんそろいました。
資料が配られ,これから学習会の始まりです。
野口先生は右側の手前から2人目です。
3人目は山中先生です。

 

 

 

 

b8005散策の時間です。敷地内にある観音堂の前で,宥坐の器のご説明がありました。
今回は,山中伸之先生がお話をくださいました。

 

 

 

 

 

b8029この流し素麺の直前に,『教師の覚悟』が発売になりました。編著者の松澤先生からお話を頂き,野口先生からもお話がありました。
実に,嬉しい一時でした。

 

 

 

 

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さくら社でロケ

b8009今日は,さくら社でロケでした。
昼前に集合したので,お昼はみんなでロケ弁を頂きました。いつもの,栃木弁当です。

右の写真は,ロケの後半のセットです。ビデオカメラの前で,私が算数ソフトを操作しています。
こんな感じで楽しく撮影しました。

監督兼カメラの髙橋氏のアドバイスが実に良く,こうして撮影が進んでいくのかと,大変勉強になりました。

撮影されたムービーは,髙橋氏の手で編集され,ケニヤ版算数ソフトのプロモーションビデオとして仕上がります。
完成したら,ケニヤにビデオが送られ,ケニヤの研修会で放映されます。
日本にいながら,ケニヤデビューです。
もちろん,さくら社のサイトにもアップ予定です。

この年になって,こういう撮影を行え,しかも,自分も登場人物になって参加できたことが,ありがたくてなりません。
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笑いのある講座

b8010「笑いのある講座」
私が話すと,たいていはこうなります。

大阪の野口塾でもそうでした。
講座がスタートしたので,私は今回のテーマ(算数ソフトと事前学習)を,板書しました。

それから,算数ソフトについて知っているかどうか,手を挙げてもらいました。
「知っている人」と問うと,半数以上の先生が手を挙げました。
「知らない人」と問うと,少なめの先生が手を挙げました。
知っている先生の方が多いという結果になりました。

ここまでは,誰も笑いません。当然です。ただ,質問をして手を挙げてもらっただけだからです。

この状況を受けて,私は一言言いました。
この一言で,会場がクスッとなりました。
何と言ったかというと,
知っている人が多い中,「余り知らない人が多いようですね。」と言ったのです。
会場はこれでクスッとなりました。
手の上げ率と私の言葉が一致しないからです。
予期している方向とは違う一言が出たで,心が少しくすぐられたのです。

続けて,事前学習についても聞きました。
「知っている人」。大半の先生が手を挙げました。
「知らない人」。ほんの少しの先生が手を挙げました。
こちらも知っている先生が多いとなりました。

そこで,さらに追い打ちをかけるように,「大方の先生が知らないようですね」と言いました。
笑いが大きくなりました。2度続けて,状況とは異なる言葉を発したからです。

これで空気が暖まってきました。
こうなると,私は元気になります。
間髪を入れずに,語気を少し強めて私は言いました。
「今日は,算数ソフトと事前学習の“入門”の話をします!」
会場には笑いの渦ができました。
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講座の始まりですから,いわゆる「つかみ」というものです。
会場の人々の心を,スタートでつかむことができたら,後は良い流れになります。

でも,こういう笑いは些末なことです。
大事なことは,話の中身です。
事前の準備をしっかり行い,確かに納得という話ができれば,随所に笑いを入れることができます。
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大阪に,阿部先生という明るい笑いの得意な先生がいます。
若い先生ですが,かなり先が楽しみです。
阿部先生が,転がるように楽しんでくれた話を一つ記します。

野口塾ですから,「・・・はマル,・・・はバツ。」という指示がよく出ます。
私もそのように言って,会場の皆さんが,○・×を書き始めました。
その瞬間,私は「○の筆順が分からない人は・・」と言ったのです。
これが,阿部先生に大受けしました。
学級でも,やったそうです。
笑いは誰にどう響くか分かったものではありません。
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野口塾IN大阪/平行四辺形の面積

b8011大阪の野口塾で,私の「笑いのある講座」が大好評でした。
もちろん,お話しした中身も,参加された先生方が「オオッ!」と思うようなあれこれが出てきました。

その中の1つが,右の算数ソフトです。(このソフトは,算数クラウドに入っていません。)
ですので,セミナーに参加された先生の中で,ご希望の先生にプレゼントしました。大方の先生が希望していました。大人気だったのです。
※事務局の阿部先生,配布,ありがとうございました。

このソフトは,「底辺と高さが等しければ,平行四辺形の面積は等しい」という学習をするときに使うソフトです。

普通,等しいことを説明するために,「底辺×高さ」という公式を使います。
これも,一つの方法です。

算数は,基本的に3つの段階があります。
1,絵や図の段階
2,数や式の段階
3,言葉の段階

公式を用いて説明するのは,「2,数や式の段階」です。
理屈では分かるのですが,感覚的に「確かに等しい」とは響いてきません。
数や式での説明は,抽象度が第2段階になっているので,心より頭での理解となります。

このソフトは,第一段階(「1,絵や図の段階」)での説明ができます。
計算などをしないで,見るだけで,「面積は等しい!」とわかります。
実際に,このソフトを操作してみました。
野口塾IN大阪に参加された先生は,皆さん,納得状態でした。
しかも,かなり面白がっていました。

5年生の算数を見ていた先生が「面白い!」と感じる。
それだけではなく,「私も子供達に見せたい!」と,教師心がわき上がってきました。
これこそが,算数そのもののもっている面白さなのです。
ですので,算数が嫌いという子は,たまたま見てきた教材がその子に合わなかったのだと解釈するのが一番だと思っています。
だからこそ,良い算数ソフトを作り続けることが大切なのです。
大いに頑張ろうと思います。

次のセミナーは,「事前学習法セミナー」です。
実践発表が盛りだくさんになるそうで,今からとても楽しみにしています。
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櫻井氏,髙橋氏,楽しい一時でした

大阪の野口塾へ出立する前に,平先生の御縁で知り合った,名古屋の櫻井木材グループの櫻井社長さんと歓談しました。
東京に用事あり,わざわざさくら社までお立ち寄りくださいました。ありがたいことです。
会社で話した後,いつものカレー屋へ行き,しばし歓談。
話していて,桜井社長の体格の良さが目に付きました。水泳を長くやっているので,まさに逆三角形です。
そこで,一言,「腰骨を立てるといいですよ。」と話しました。
そうしたら,櫻井社長はスッと姿勢を正し,それからずっと立腰をされていました。
伺えば,座禅をされているそうで,修養が行き届いているお方と分かりました。
及ばずながら,「背中から気力が抜け,背中から後光が射す」,「辛抱我慢も七日か十日,己に克つ」など,立腰にまつわるお話などをしました。
櫻井氏のようにお立場がある方は,良い姿勢をするだけで世の中に良い影響を与えます。
修養を日頃から行っている方とは,また,お会いして歓談したいですね。
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b8013昨日,プロの映像マンの髙橋 暢氏と打ち合わせをしました。その後,仕事の準備のための撮影がありました。そこに私も入り,その写真を分けていただきました。
手元のPCは,昔使っていたレッツノートです。
この姿勢・顔向きも,全部,髙橋氏の指示です。指示通りにやったら,こんなに良い感じに撮影していただけました。
プロの一枚は,違いますね。
良い写真だったので,フェイスブックでも使うことにしました。

雑談で,髙橋氏からカメラのことを少し伺いました。
お持ちのカメラはハイビジョンでムービーが撮影できます。
視力が悪くても,カメラのファインダーでピント調整できます。
カメラも日進月歩がすごいですね。
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笑いのある話

野口塾IN大阪に参加してきました。
面白かったです。

講座が終わり,最後は質疑応答。
質問の中の1つが私への質問でした。
「笑いのある楽しい話,どうやって勉強してきたのか。どんなテレビを見ているのか・・」
私の「話っぷり」というか「話術」というか,そういう所への質問でした。

b8014こういう質問はセミナーを終えると,よく頂いています。
話の中身より,話術の方が印象深いようなのです。
その印象深い「笑いのある話」に気持ちが向くと言うことは,ご自身の授業の中に,「ビタミン笑い」が不足していたということに気づいたということなのです。
これは,「良かったジャン!」です。

今回,事務局をしてくれた阿部先生も,私の笑いを聞いて,授業に明るさを希求するようになりました。
そうしたら,子供が激変!
やる気は赤丸急上昇!
今や最高の連日になっています。
事前学習法の「バツタ」は,大ホームランだったそうで,あっという間にミラクルが起こったそうです。最高ですね!

「ビタミン笑い」は,授業という連日黙々と続く世界には必須の「知的栄養素」なのです。
感じ取った笑いは,「脳内笑いシナプス」の増加を促進し,学校大好きっ子へと子供達を変容させていくのです。
と,このぐらい,訳の分からない比喩表現を抵抗なく使えると,笑い力はアップします。

今回,御質問くださった先生は,私のことを「横山師匠」と呼んでしまうほどでした。かなり楽しかったのでしょうね。

笑いの質問を受けると,たいてい「昭和の爆笑王・林家三平師匠」の話をします。「笑いのバロメーター」の話です。
来年の冬に,どうも「笑いのある教育セミナー」が大阪で開催されるようですので,そこで,笑いのバロメーターなど,あれこれ「笑い根源の話」もできそうです。
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野口塾での私のテーマは「算数ソフトと事前学習」でした。
どちらも,「笑い」「笑顔」が必然的に出てきます。
事前学習をしたら,その後の子供達はやる気が高まり,満足的笑顔になります。
算数ソフトを使ったら,ソフトを使うそぶりを見せただけで,笑顔が増えます。
こういう明るさのある教育,私がイチ押しする教育です。
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写真は,叱り方の中嶋郁雄先生が撮ってくれました。ありがたいことです。
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