Category Archives: 野口塾

来週の土日

◆来週の土曜日(1月14日)、「第169回 野口塾 in 相模原」に参加します。
一般参加です。
野口先生の国語と、山中先生の学級経営の話をたっぷりと聞いてきます。
その次の日曜日(1月15日)は、「第10回 実感道徳研究会全国大会」です。
こちらでは、午後から「道徳読みの力を付けよ!  題材『あとかくしの雪』」というお話をしてきます。

相模原での野口塾では、野口自先生直々の「物語文の授業づくりの理論」のお話があり、その直後に、「模擬授業『やまなし』」があります。
「やまなし」は、久しく読んでいないので、改めてどういう話だったか学びつつ、野口先生の理論と授業から深く味わいたいと思います。

◆両セミナーとも、午前中から午後にまたがって開催されます。
お昼の時間がありますので、そこで、もしかしたら、外国語活動用のソフトをお披露目するかもしれません。
『子どもが夢中で手を挙げる 外国語活動』です。
発売は3月ですので、かなり仕上がってきています。

右は第2巻の4つ目のソフトです。
10枚のTシャツがならんでいて、ヒントが2つ出てきます。
そのヒントを聞いて、何番のTシャツかをあてます。
「HINT 1」では、Tシャツの色が発表になります。
色を聞けば、それで「これだ!」とわかりますが、ここは英語の学習です。
「HINT 2」も聞かないとなりません。
そのために、「HINT 2」を聞いてから、答えが出てくる仕組みになっています。

「HINT 2」では、絵柄が発表になります。
Tシャツの色と絵柄を聞いて、「No.3!」などと答えます。
ちょっとした英語クイズですね。
自然と何度もやりたくなります。
何度でもクイズに答えられるように、「NEXT」ボタンに仕込みがしてあります。
「NEXT」をクリックして、楽しく繰り返し学習ができます。
そのたびに、英語の発音を聞くので、自然と聞こえてきたような言葉を口にしてしまいます。
いい感じで英語が口から出てきます。
楽しいですね。

セミナーに参加される先生、お昼休みにお披露目できたら、ぜひご覧ください。
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野口塾in神戸

b7356新大阪から新神戸まで、新幹線の「さくら」号に乗車。
気分は上々。

そうして、野口塾in神戸へ。

会場にはいると、前日に野口先生が授業をされたビデオが放映されていました。
そうして、マイクで野口先生が語っています。
「ここで止めて下さい。」
ムービーが止まり、野口先生が講釈されています。
とても、分かりやすく内容も濃い、良い講座でした。
ストップモーション講座は誰が講釈するか重要なのだと、痛感しました。

私は午後から、アフリカの話と道徳の話をしたのですが、ほんの少し、「スーホと白い馬」の話をしました。
その時、「理不尽」「忠義」と板書したのですが、手は誤字を書いており、衰えたなと思いました。

「スーホの白い馬」は、ほんの少しだけの道徳読みが出来れば、心への染み方がグッと深まってきます。
そういう分かりやすい良いお話です。
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写真は、第4講座の野口先生。
勉強になりました。
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実感道徳研究会全国大会 近し!

来年の1月15日。
東京で「実感道徳研究会全国大会」が開催されます。

その大筋の日程が届きました。
が、まだ、発表段階ではなさそうなので、今は転記しません。
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私の講話は午後です。
今さっき、テーマを決めました。
これも、まだ秘密です。

会場は、「品川区第二区民集会所」。
申し込みが始まりましたら、このブログでもお知らせします。

新春から道徳の勉強ができるのは、実にいいですね。
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学びて時にこれを習う、また説ばしからずや。

何度も何度も読み返していますが、そのたびに、さらに学ぼうと思います。

次第に涵養が進みます。
ありがたいことです。
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野口塾in神戸

12月3日(土)、授業道場「野口塾」in神戸が開催されます。
諸般の事情で、先週末に募集が始まりました。
事務局の関田先生、本当にご苦労様です。

午前中には、2本の講座。
1,前日に行われた野口芳宏先生による授業動画視聴
2,発問道場「スーホの白い馬」

前日の授業というのは、関田先生の学校での授業です。
子供達を相手に野口先生が授業をされます。
その映像を参加者の皆さんと視聴するわけです。
これは、ありがたいですね。

発問道場は、まさにアクティブラーニングです。
やる気あふれる先生が、自分の考えた発問を板書します。
これを実際に行うと、脳が実にアクティブになっていることが分かります。
発問を生み出す視点なども、野口先生からしっかり学べる濃厚な講座です。

午後の1つめが、私の講話です。
お話しすることは、2つ。
1つめは「アフリカ・ルワンダでの事」。
2つめは「簡単明瞭、道徳の話」です。

アフリカの話は、元教員がここまで進むことができている、今、実際に起こっている「事実」をお伝えします。
今の日本の教育、私には世界最先端と写っています。
それを、今、しっかり学び授業で磨きをかけている先生方の将来に、何かの拍子に、ひょっこり世界がやってくる可能性があります。
先生が将来に夢を持つことは、子供達の将来を大きくすることになります。
そんな将来を見つめる先生のお役に立てばと思い、ルワンダのことを話します。

道徳の話は、いつもほぼ同じです。
初めての先生は、目から鱗が落ちます。
一度聞いたことのある先生には、修養となり、含蓄が生じます。
そのために、同じ話が繰り返されます。
道徳というのは、そういう学びなのです。
まずは、道徳を知りましょう。
次に、それを心に染みこませましょう。

午後の2つめは、野口先生の講話です。
どんな話になるのか、まだ把握できていませんが、奥深い話であることは間違いありません。
楽しみな講話です。

コクチーズで申し込みが始まっています。
<こちら>です。
お近くの先生、是非、お越し下さい。
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野口塾ビギナーズ

野口塾ビギナーズに行ってきました。
今回で第9回目。
私が話を聞きたいと思っていた山中先生の道徳模擬授業は、予想を超えての収穫がありました。
どういう収穫かは、言葉に言い表しづらいものがあります。
とにかく、私にとって、喜びが大きく参加して良かったと思いました。

神部先生の講座で、石川啄木の短歌が出ました。
これの講釈は実に見事でした。
久々に、身震いしました。
啄木の持つ、卓越した心の表現の世界に触れることができ、大きな満足感を持ちました。
神部先生の解釈力、秀逸です。

松島先生は算数の発表でした。
縮尺の学習で、学習の筋道を明確にする手法が良かったです。
ただ、教科書が扱っている題材が、非常に苦しい場面設定になっています。
それを理解できて授業をするか、全く分からずに教科書に出てきたから教えるとでは、授業の豊かさに影響を与えます。

五十嵐先生の講座では、「あとかくしの雪」が登場しました。
短いストーリーです。
このお話では、お百姓さんが礼を失していることに気づければ、基本はOKです。
それが分かるには、道徳の素養が必要です。
そこまで達していない状態で授業をすると、どれもこれも大事に思えてきます。

会が終わり、五十嵐先生から、1月15日(日)に開催される「実感道徳研究会」の講師を依頼されました。
2月には、深澤先生から頼まれた2月18日(土)の「主張ある道徳授業を創る」の講座を引き受けています。
2ヶ月連続して道徳の講話をします。
そういう年齢になったのだと思います。
どちらも、簡単明瞭な道徳の話です。
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野口塾ビギナーズ

野口塾のビギナーズセミナーが今度の土曜日に開催されます。
国語・道徳が学べますが、さらに、「落ち着いた学級経営」が学べます。
何か奇抜なことをする学級経営ではなく、子供達が落ち着き、伸びていこうとする、そんな学級経営に近いものが学べるのがいいですね。

私も参加しようと思っています。
だからといって、私が何か提案をするわけではありません。
一般参加です。
私と雑談をしたい方も、どうぞ、お越し下さい。

懇親会の会場は、なんと、上野の「神谷バー」です。
あがた森魚の歌に、「浅草六区へ行くんだったら電気ブラン」「神谷バーの電気ブラン」というフレーズがあったと思います。
名物は、電気ブランです。
一口天国。
二杯で地獄。
三杯飲んだらあの世行き。
そんなフレーズもついていました。
まあ、お土産話としても面白いお店です。

b7389行儀作法を学んでいると、大事なことは、「落ち着くこと」と次第に分かってきます。
その昔は、授業の開始に30秒ほどでも目をつぶる時間を設けていました。
私も小学生の頃、特に習字の時間の始まりは、クラス全員で目をつむってから授業に入っていました。

心を落ち着かせ、授業にスッと入っていくのですが、これができない子がいました。
目をギュッと、りきんでつむってしまう子もいます。
落ち着いていないことが、しっかり分かってしまうのですが、本人にはそれが分かりません。

ギューッとつむって、薄目を開ける子もいます。
様子伺いです。周りが気になるのです。気が外に向いている間は落ち着けません。

でも、次第に目をつぶることになれてきて、「落ち着く」と言うことができるようになってきます。
教育が活動的な方向にどんどん進んでいるので、こんな古典的な「静寂な落ち着かせ」、禅の修行風に言うと「瞑想」が行われるクラスがあってもいいですね。

さて、ビギナーズです。
以下をご覧下さい。

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第9回 野口塾 ビギナーズセミナー
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野口塾ビギナーズセミナーとは
○野口先生の教育論・授業論をやさしく具体的に学びたい
○学力を形成する国語の授業を明日からやってみたい
○深い教材分析・鋭い発問の技術を身に付けたい
○国語授業・学級経営・学校経営を根本・原点から見直したい
という先生方におすすめのセミナーです。

日 時:平成28年11月12日(土) 9:30受付
場 所:東京未来大学 B327教室
参加費:教員2000円/学生 無料
持ち物:電子辞書(推奨)
申 込:「こくちーず」よりお申し込みください。
http://kokucheese.com/event/index/430491/
【日程】
9:30~     受付
9:55~     開会/事務連絡
10:00~10:30
発表「子どもたちが待ち望む教師の語りと作文指導」須永吉信
★「子どもたちは、雨の日などに先生がしてくれたお話をずっと覚えているものだ―」貴重な野口芳宏先生の第二著作集を紐解きながら、教師の語りの良さについてお話します。語りとあわせて行っている作文指導のシステムについてもご紹介します。
10:30~11:00
発表「野口国語『語彙を増やす秘訣!』「いつでも」・「どこでも」・「ついでに」の語彙指導」 内田聡
★野口先生から学ぶ中で、国語科では教師が言葉をもっと積極的に教えるべきなのではないかと考えるようになりました。では、どうすればいいのか?それを日々の実践発表と模擬授業を交えながら紹介していきます。キーワードは、「いつでも」「どこでも」「ついでに」です。
11:10~12:00
講座「『短歌・俳句に親しもう』(小4)の授業づくり」神部秀一先
★今年8月、宇和島の下灘小学校(松澤正仁校長)で授業をさせていただきました。そのときの授業についてご紹介いたします。野口先生からのご指導もご紹介させていただきます。
12:00~13:10 【昼食・休憩】
13:10~13:40 発表「考える力を育てる算数の授業」 松島広典先生
13:40~14:10
発表「指導案を書いて、自分の授業を見直そう」五十嵐直也先生
14:20~15:20 講座「野口国語の心得」 瀧澤真先生
★木更津技法研で学んできた野口先生の国語の授業。そのエッセンスを自分の実践と絡めてご紹介します。作文指導、説明文指導、文学指導など、明日からすぐに使えるコツを分かりやすく解説します。
15:30~16:30 講座「道徳模擬授業の提案」 山中伸之先生
★自由と責任をテーマに道徳の模擬授業をします。
16:30~17:00  質疑応答  閉会
・昼食の時間が短いため、昼食をお持ちになることをおすすめいたします。
・講座の内容は変更になることがあります。あらかじめご了承ください。
・電子辞書などの辞書類があると便利です。
・セミナーの終了後、浅草「神谷バー」で懇親会を予定しております。(希望者)
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