算数ソフトって,どんなものなのかと思っている方もいらっしゃるかと思います。
お試しで見ることができる「トライアル版」があります。(無料です)
https://store.sakura-sha.jp/
↑のサイトに入っていただき,ちょっと下の方にスクロールすると,緑色のアイコンが出てきます。
そこに「トライアル版(windows)ダウンロード」と太字で記されています。
そこをクリックしていただくと,ダウンロードが始まります。
利用できるソフトには「★」印が付いています。
今,張り付いている画像は,6年生の「円の面積」のもくじです。
ここでは,「03A,円の面積の公式を考える/120分割」に「★」が付いています。
ですので,クリックすれば利用できます。
無料ですから,これを使って授業をしてみるのも,グッドと思います。
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算数ソフトを使ったセミナーが3月下旬に開催されます。
詳細が決まり次第,お知らせします。
新年度のスタートダッシュに向けたセミナーになります。
どうぞ,ご期待下さい。
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時間がうまく合い,関西大学初等部の三宅先生とお会いしました。
いつものように気合いの入った話がとても楽しかったです。
来月7日(土)は,関西大学初等部の第5回 公開研究発表会です。
参加して,校長先生に御礼を申し上げ,愛知の島原先生とお会いして・・・と思っていたのですが,どうしても抜けられない用事があり,見送りとなっています。
関大初等部と言えば,思考ツールを使うミューズ学習です。新しい学びなので,参加希望が殺到しているそうです。
聞けば,すでに800名を突破し,受け付け終了となったそうです。
これから申し込みを・・・と思われている先生は,来年の公開申し込み発表を見逃さないことをお進めます。
三宅先生とは,私が算数好きなので算数の話題になりました。これは一時を楽しんだと言う程度でした。
面白かったのは,海外の話題です。
三宅先生は海外でも教育活動をどんどん進めていますので,各地のあれこれを話してくれました。
私も最近海外づいているので,一つ一つの話が面白かったです。
最も印象的だったのは,海外の教育の話になったときの三宅先生の雰囲気です。
真剣度が急上昇です。
なるほどと思いつつ,私もささやかな思いを話しました。
話している内に,海外の話で意気投合。
もしかしたら,いろいろとやっている内に,三宅先生と海外に行く日が来るかも知れないと,フッと思いました。
関大初等部の公開の日。
今年も,新刊が先行発売されます。
『関大初等部式 思考力育成法 ガイドブック』です。
まだ,アマゾンにも出ていません。
会場で2,3冊,買い込みたかった!!
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千葉県松戸市の千教研,学級経営部会に参加しました。
道徳の授業を見せていただいたのですが,授業を見て,痛く感動しました。
それは,「受容する心」を育てようとする授業だったからです。
この先生のクラスなら,私もかなり素直な人間になるだろうなと思いつつ,我が身を一層律しなければと思った次第です。
協議会では,授業をされた先生への高評と,もっと知りたいという質問が寄せられました。関心の高さが伝わってきました。
その後が私の講話の時間です。
授業とは関係なく,好きな話をして良いと言われていました。
ですので,「価値ある選択」か「せいの教育」を話す予定でした。
しかし,授業が良かったので,「受容の心」ということで,話を進めました。
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1,材料七分に腕三分(有田和正先生のお言葉)
① わかりやすい材料(マンガ,風船)
② 善悪の明瞭
③ 吹き出し
2,向上的定番用語(なあんだ何だ,リレーしたい・・)
3,椅子の座り方
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3の椅子の座り方は,事前に用意していました。
学級経営にも,道徳にも通じる,基本中の基本の学習事項だからです。
今回は若い先生が多かったので,誰もがやっているポピュラーな指導「げんこつ一つ分」の話もしました。
体と机の間のスペースを問えば,若い先生も「げんこつ1つ分」と答えてくれます。
正解です。
「では,なぜげんこつ1つ分なのですか」と問いました。
すると,少々とまどった様子になりました。
げんこつ一つ分は伝統的な空間です。
当たり前と思っている空間です。
それを改めて問われると,実はよく分からないままそうしていることに気づきます。
慣習として行っていることを,どうして?と考えてみるのは,実に有意義なことです。
「価値ある意味づけ」が見えてくるからです。
私は上体の動かし方との関連の話をしました。
終了の時刻が迫っていたので,ちょっと急ぎ足の話になりました。
うまく伝わっていれば良いのですが・・・。
どこかの野口塾で,げんこつ1つ分の話をしたいと思います。
松戸市の学級経営部会の先生方,大変お世話になりました。
授業をしてくださった先生,ありがとうございました。
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昨年,東京で開催された第2回事前学習法セミナーで藪田代表がお話下さった一節が右です。
◆誰でも簡単に子供たちに力をつけることができる指導法
◆誰もが小さな研究者として実践できる指導法
◆意識して行えば教師・児童・授業が変わってくる指導
このセミナーに参加し,フェイスブックの「事前学習法研究会」のメンバーに入った神奈川県の濱田和彦先生から,事前学習法についての実践報告が届きました。
その結語は2つ。
1,事前学習法は,子供とぶつからない指導である。
2,事前学習法は,子供を叱らずにすむ指導である。
球技大会に向けて,事前に学年全体でオリエンテーションをし,多少くどいぐらいに子供達に話したそうです。
それから実際の練習が始まったのですが,活動中に叱ることが激減したそうです。
同時に,子供達との関係も良好となっています。
もちろん,気になる子供の行為も目に付くのですが,「それは,オリエンテーションで確認したよね」の言葉かけですんでいます。
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濱田先生は若い先生です。
ですが,事前に十分な確認の時間をとりました。
熟練の味に近い指導ですね。
球技大会は今月末の開催です。
球技に燃えつつ,子供達の心が育っていくことを願っています。
事前学習法セミナーは今年も大阪・東京でセミナーを開催します!
日程が発表になるのはまだ先ですが,どうぞ,ご期待下さい。
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実感道徳研究会の全国大会。会長の山中伸之先生の授業です。
聞き惚れる話が,次々に語られます。
「語りの名人」と言っても,過言ではないと思っています。
山中先生のことは,30代の頃から知っていました。
メールがない時代でしたので,封書で届く通信を相互にやりとりしていました。
親しくお付き合いを始めたのは,野口塾が始まってまもなくの頃からです。
印象的だったのは,野口塾に初めて参加した時の山中先生の自己紹介です。
今も覚えています。
それは,運動会の練習時,子供達が移動する場面で,目印の役をやっているとの話でした。
なんと面白い話をする先生だろうと思ったのですが,その後,次第に心に響く話をするようになったのです。
それがまた,実にうまい。
大きな会場で山中先生が語られた時,ハンカチを出して涙をぬぐっていた女性の先生もいたほどです。
野口塾IN相模原と,実感道徳研究会全国大会に参加してきました。
野口塾での私の話は「明治人の作法」です。
作法の具体的な話の前に,「自分みがき」について話しました。
作法を学ぶに当たり,重要な学びの姿が「自分みがき」だからです。
ですので,最近,自分を磨いたことといえば? という問いではじまりました。
愛媛の松澤校長先生と井村校長先生が,最前列に座られていたので,両校長先生に伺いました。
歯を磨いたことと,靴を磨いたことの話がちょこっと出て,その後,さらに自分を磨いていることについて話してくれていました。
大切にすることは,この歯を磨いたり,靴を磨くという日常の何気ない「みがき活動」なのです。
幼い頃,歯を磨くのを好んだ人はまずいません。たいていはいやいやです。
それをお母さんが毎日毎日,少しずつ少しずつ磨いてくれたおかげで,今は磨かないと気持ち悪いと感じるようになっています。
磨いた方がいいと思うことを,いやいやでもやり続けていると,「いやいや」が「普通」と思える感覚にまで高まっていくこと。これが作法の過程的構造です。
そんな作法の中で,一番の重要なのは,「姿勢」です。
小学校の先生は,子供達の手本です。
手本の先生の姿勢が良かったら,子供達も次第にそのお姿を真似てきます。
「先生は,良い姿勢がすきです」とでも言おうものなら,子供達はますます良い姿勢を好きになっていきます。
そういう立場にあるのが先生ですから,良い姿勢とはどういう姿勢なのか,座る位置などのお話をしました。
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