今日は,嬉しいことが2つありました。
1つは,亀井喜久男先生とフェイスブックで知り合ったことです。
亀井先生は大学で教鞭を執られていて,算数・数学がご専門のようです。
実に驚いたのは,亀井先生が考案された「エジプト紐」という教材です。
輪になった紐に12等分になるように印を付けます。
そこを引っ張って,紐をぴんと張りつつ,いろいろと図形を作ります。
こういう言葉の説明より,ムービーを見た方がわかりやすいですね。
亀井先生からたくさん見せていただいたので,皆さんもぜひご覧になってみて下さい。
これが,また良くできています。
こういう教材,面白いですよね。
面白いだけでなく,知的です。
その知的さが,数学そのものもです。
いくつものムービーを教えていただいたのですが,その中にはドローンを活用したものまでありました。
いや,なんともパワフルです。
愛知の大学で教鞭を執っているようですので,そのうち,どこかでお目にかかれるような気がしています。
もう一つは,SG会のメンバーで特別支援級を指導されている石井先生の教室をいよいよ見学できることになったのです。
しかも,特別支援級と普通学級の両方の授業を見学できそうなのです。
うれしいですね。
授業参観は10月です。
10月には,ルワンダにも行きますので,楽しみが一杯です。
右の写真は,ルワンダにある「kラボ」というコンピュータで身を立てようとしている若者が集う場のテラスから見た風景です。このkラボにも日本のJICAが協力をしています。ルワンダの優秀な若者が集まっています。
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明日から9月ですね。
9月は例会が2つ。
「チーム算数」は10日(土)の午後からです。
場所は,いつものジョナサン。
あの城ヶ崎滋雄先生の話が聴けるのが,大きな特典です。
「SG会」は17日(土)の夕方からです。
場所は,明石先生のオフィスです。
明石先生の見識の博さ,学ぶところ大です。
どちらも,とても楽しい会です。
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言葉が巧み。
愛想のいい顔をしている。
こういう時の人の心には,仁や誠というような真心がこれっぽっちもないですよと教えてくれています。
この条,読むに付け,いろいろな思いが巡ります。
まずは,「巧言令色で近づく人がいたら気をつけよう」と思います。
それ以上に,「そう言えば,自分もかなり巧言令色だな,もしかしたら,自分には仁がほとんど無いのかも」との思いも生じます。
そうして,言葉巧みになりそうになったとき,愛想良くしているときが,自分の心から仁が遠ざかる時なので,その時こそ,要注意の時なんだと自戒の気持ちになります。
こういう思いがあれこれ巡るのは,この条が言葉・顔色など行為を記した後に,仁という心の様子を記しているからなのだと思っています。
これが,もし,行為から行為へと,例えば,「巧言令色,詐欺に近し」と記されていたら,この条のように思いは巡りにくいです。
論語は心のあり方を示す語が,良いところにポンと入ってくるので,読む度に深みが変わってきます。
ところで,「仁」ですが,仁って何なんでしょうね。
愛とも言われますし,真心とも誠とも言われます。
そう言い換えられるとそんな気になりつつも,どうにもスッキリしない自分もいます。
抽象的な仁を,抽象的な愛・真心・誠へと言い換えるのは,抽象から抽象への変換です。
これは,小学校の先生なら,ちょっとダメかもと思います。
とくに,小学校の算数の教えを身につけている先生には,イマイチとなります。
せめて,半具体レベルの置き換えをして欲しいと思うのですが,そういう置き換えは普通はしません。
でも,そう置き換えたくなる自分がいるので,それについては,後日,記しましょう。
★『日めくり教室論語』 良いですね。
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素敵なマグカップをいただきました。
「まんがで知る教師の学びマグカップ」です。
どうです。カップをぐるりと登場人物の先生方が囲んでいます。
主人公の吉良先生もいれば,退職を考えてしまう師村先生もいます。
研究熱心な剣田先生も!
カップをいただいたので,前田康裕先生とちょっと電話しました。
そうしたら,登場人物などの配置も,実に良く考えられていることがわかりました。
自分で飲むときは,右利きの人は右手で持ちます。
その時,自分を見てくれるのは,主人公の吉良先生です。
見通しを持って進んでいく吉良先生が自分を見てくれるのです。
力が湧いてきますね。
また,このマグカップは職員室で使うことが推奨されています。
すると,右手で自分がカップを持つと,向こう側の先生には『まんがで知る教師の学び』の書名と素敵な先生方が見える仕組みになっています。
若いネットけんさく先生と夏村ひかる先生は持つところの反対側に位置しています。
この向きも私は気に入っています。
私は職員室で仕事をすることがもう無いのですが,家で楽しみつつコーヒー紅茶をいただこうと思っています。
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昨日,チーム算数が開催されました。
いつものメンバーがいつもの場所に集まり,いつものように話しました。
今回は,佐々木先生のレポートが2つありました。
1つは学習ゲームのあれこれ。
中味が盛りだくさん。
少しずつ,フェイスブックの日本基礎学習ゲーム研究会のページにアップしてくれますので,そこでも,楽しみたいと思います。
もう一つは,なんと国立歴史民族博物館(通称,歴博)と連携しての実践レポートです。
この歴博は私の家からも車で30分程度の所にあるので,調べ物があるときには,よく行っていました。
館内の展示は当然のように圧倒的な量で,実に充実しています。
同様に,館内の書籍コーナーの充実度も素晴らしく,幾たびにそこで一時を過ごしました。
その歴博で佐々木先生が発表するとのことです。
もう,これだけで十分満足しました。
さらに驚いたのは,佐々木先生は歴博で夏休みの自由研究のアドバイザーをしているそうです。
コンピュータの先生,というイメージが強いのですが,元々は社会の先生です。市教研でも副会長を担っているほどの強者です。
今回知った活躍に,私の心も躍りました。
藪田先生が,カバンから本を取り出しました。
『人工知能は人間を超えるか』です。
この本は,ルワンダに行く道中で読もうと購入したのですが,荷物の軽量化で持って行くのをやめた本です。
仕事の合間に,ちょこちょこと読んでいたので,同じが本が出てきて,ちょっと嬉しくなりました。
藪田先生は,整然と付箋を貼っていました。特に,重要なところには大きめの付箋が1つ貼られてたので,そこを見せてもらいました。
すると,そこは私が「おっ!」と思った所と同じだったので,藪田先生のセンスにも感動しました。
どんなところかと言うと,人間の学びがクローズアップして書かれているところです。
この部分,算数教育でも戦前から重要と言われている所なのです。
人工知能の視点からも算数の教え方の重要な部分が学べるので,この本,お勧めです。
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アフリカ,ルワンダで泊まったホテルのレストランです。
外に出なくて済むので,ほどよく,利用しました。
メニューも豊富なのですが,注文すると,「これは今できません」というのも結構あり,次第に注文はほぼ固定化されてきました。
何よりも変わっているのは,注文した物が全部できないとテーブルに出てこない,ということです。
一つでも先に出せば,場が和むのですが,とにかく待たせます。
体感的には1時間は待っている感じです。
どこでもそうなのかと思っていると,他はそうでもありません。
どうも,このレストラン独特の習慣なのかも知れません。
意見を書こうと思うのですが,字が書けません。
そうこうしているうちに,待ち時間が何分かを楽しむようになりました。
写真,私の左側の3人は,算数ソフト団の仲間です。
ルワンダでは,ずっと授業研究,教員研修のあれこれを話し合っていました。
右側の青のポロシャツの方は,神戸情報大学院大学の福岡副学長です。
初めてルワンダに行く際に,ご挨拶に伺いました。
忙しい中,時間をとって下さり,ルワンダについてあれこれ聞かせていただきました。
その福岡さんと,偶然,同じホテルで,このレストランでばったり。
福岡さんはいろいろな話をしてくれ,今は「Kイニシアチブ」を推進しているとのことでした。その話が面白く,世界に向けて発信している人は魅力的だと思った次第です。
この後,エジプトへ行かれると話していました。スケールの大きい方です。
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ルワンダのことであれこれ思いつつ,何気に,アマゾンで前田先生の『まんがで知る教師の学び』を見たら,なんと,驚きの数字が!
ランキングで137位となっていました!
5月に177位で驚き,このブログに書いたのですが,今回は,それを上回っています。
ひとえに,前田先生ファンの皆様のおかげと,感謝しています。
ぜひ,一人でも多くの知り合いの方々に,『まんがで知る教師の学び』をお知らせ下さい!!
前田先生の御講演は,東京→熊本と開催され,次は名古屋へとつながります。
名古屋の情報が伝わりましたら,皆様へお知らせをしていきます。
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