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「さくら社ストア」ダウンロード!

b7455さくら社ストア
いよいよ単元別に算数ソフトをダウンロードできるようになりました。

学年別での購入に加えて、単元別の購入ができます!

購入したら、それぞれバラバラの目次なって・・・と心配されている方もいらっしゃるかと思いますが、大丈夫です!

目次は全部統合されて、1つにまとまります。
ですので、3年と4年と6年の速さを購入したら、それらが1つの目次となって使えるようになります。

良い感じです。
是非、ご活用下さい。
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b7454珍しく仏教の本を読みました。
歎異抄(たんにしょう)』です。

前に読んだ時の線が引いてあり、その線の上から、これでもかという感じでまた線を引きます。
なんというか、「実に良く忘れている」と内容とは別のところで、私も嘆いてしまいます。

時間のある時は、できるだけ本を読むようにしていますが、神経を使う仕事をしている時は読書からちょっと遠ざかってしまいます。
それでも、惹きつける力があるのが本で、本当に不思議な存在だと思います。
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藪田先生が人工知能の本を読んで見いだした指導法

算数ソフトを使って、とても良い成果があったと、藪田先生からメールをいただきました。
単元は、4年生の「大きな数」です。
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学年を4グループに分けたうちの下から2つ目のグループ(19名)を受け持ちました。
単元末テストの結果は85点2名、90点2名、95点9名、100点6名でした。

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平均点を計算したら、95点です!
下から2つめのグループで、上からは3つめのグループが、平均点95点。
これは、実に素晴らしい成果です!!

点数の成果も素晴らしいのですが、今回は、藪田先生が驚きの指導をしていました。
そこをご紹介します。
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『人工知能は人間を超えるか』に出てきた「人間は特徴量をつかむことに長けている。
何か同じ対象を見ていると、自然にそこに内在する特徴に気づき、より簡単に理解することができる。」

ということを頭において学習を進めました。
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「特徴量」「内在する特徴」
これですよね。
同じ対象を見ているというのは、似たような問題を何問かこなしているとと言うことです。
すると、人間はそこに内在する特徴(きまり)に自然に気づくということです。
こんな風になっているんだ!と気がつき、理解が進んでいくのです。

人工知能の本を読んで、特徴のとらえ方に注目をした藪田先生、さすがです!!

さらに、ここから藪田先生は画期的な指導法に気がつきました。
それは、「気づいた特徴を何度も尋ねる」ことでした。
ちょっと長くなりますが、引用します。
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10倍100倍・10でわった数は何度もソフトを繰り返し見せました。
その後、10倍の時は(100倍の時は・10でわった時は)元の数がどう変化するのかを聞きました。

b7458何度も変化する様子を見ているので、0が1つつく(2つつく・1つ減る)という法則に気づくことができました。
最後に1円玉が10枚でいくら?
10円玉を10個にわけるといくら?
などと簡単な数で抑えをしておくと、特に何の助言もなしに教科書問題を解いていました。

数直線の問題も06Bのソフトを繰り返し見せました。
06Bの1〜4は1万ずつ増減する問題、5・6は2万ずつ増減、7・8は5万ずつ増減するソフトです。

1〜4までを見せながら、まずは子供に答えさせ、その後なぜ答えが分かったのかをしつこく聞きました。
「わかっている数を隣どうしで比べると1万違っているから」
「2目盛で2万増えているから、1目盛は1万」
と、いくらずつ増えているのかを気にしだしました。

5・6・7・8のソフトに取り組むとき、最初は1〜4と同様に1万ずつ増減するだろうと予想して間違えてしまう子もいましたが、いくらずつ増えているのか聞きなおすことで注意すべきことが分かったようでした。
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赤文字にしたところが、気づいた特徴を尋ねているところです。

ソフトから出てくる問題を何問も繰り返し行っている子の頭の中には、何かしらの「特徴」が発生しています。
ただ、その特徴は頭の中にいるときは、ぼんやりとしています。
それを藪田先生は誘い出すように、言葉にして出させています。
ぼんやりしていた特徴が、言葉にすることで明確になります。

ソフトで量をこなし、
先生が特徴を引き出し、明確にする。
子どもが自分で理解をしていく授業です。
藪田先生のこの指導いいですね!!

こういう指導法が進められていること、実にうれしいです。

授業では、ソフトの他にも、手作り教材なども使い、楽しんで取り組んだそうです。
その結果、見事、平均点が95点となりました。
すばらしいです。
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『デジタル思考ツール』新発売!

b7460関西大学初等部式思考力育成法の本がこれまでに4冊出版されています。

◎指導法の基本的な考え方から〈第1弾〉理論編
『関大初等部式 思考力育成法』

◎思考ツールの意味、使い方を〈第2弾〉実践編
『思考ツール』

◎日常の教科学習で活用を〈第3弾〉教科活用編
『思考ツールを使う授業』

◎研修・勉強会に最適〈第4弾〉導入ガイド
『関大初等部式 思考力育成法ガイドブック』

4部作も出版されてきたのは、それだけ関西大学初等部の思考ツールを使った授業が子ども達の考える力を引き出し、予想を超える素晴らしい成長へと導いてきたからです。

その間、
「思考ツールはソフトにならないの?!」
「校内で、思考ツールをよく知らない先生にも使ってもらえるようなソフトがあったら!」
とお声をいただいていました。

初めて取り組む教室・学校でも、思考ツールを使う考え方にすぐになじんでもらえるような、そんな関大初等部式の思考ツールのソフトがついにできました。
デジタル思考ツールです。

ドラッグドロップだけの簡単操作で、しかも楽しい。
楽しく考えている内に、思考ツールについてしっかり学ぶことができます。

詳しくは、下記のリンク先をご覧下さい。
関大初等部式思考力育成法をあなたの教室で『デジタル思考ツール』登場!
やってみよう!アクティブ・ラーニング
デジタル思考ツール

対応端末は、Windows , Mac , iPad , Androind 。
学校の環境に合わせて、使えますね。
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クラウド版が終了します

算数ソフトの「クラウド版」が終了します。
今月の16日(金)で,申し込みができなくなります。
今,クラウド版をお使いの先生方は,年度末までご利用できます。

来年度からは,全てが「ダウンロード版」となります。
また,16日からは,新しく「単元版」が登場します!
この単元だけを使いたいと言うときに,便利になります。
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ところで,「EDU-Portニッポン」をご存じでしょうか。
官民協働の日本型教育の海外展開事業です。
文科省も外務省も大学も民間企業も,みんなが力を合わせるオールジャパンの取り組です。
これは素晴らしいことです。

算数ソフトで途上国を回り,海外の教育事情に少し触れてきましたが,どこへ行っても痛感するのは日本の教育の質の高さです。

組織としての仕組みが違います。個々の教員の資質が違います。
国の作り上げた制度が違います。教育を支える文化が違います。
連日のように工夫され続ける,創意が違います。
そうして,何と言っても秀逸なのは,国の隅々まで高い質の教育が行き届いていることです。

日本の教育が,途上国のお役に立つべき時がいよいよやってきたのです。
「EDU-Portニッポン」
良いですね!!
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夏の大三角の覚え方と棒グラフ,福嶋先生

北海道の福嶋先生から,夏の大三角の覚え方を教えてもらいました。

1,はくちょう座のデネブはデブな白鳥
2,こと座のベガは琴をベガベガと弾く
3,わし座のアルタイルはアンタいる?

こういうだじゃれ,私は大好きです。
「こんな覚え方があるよ」と話すと,クラスの雰囲気がグッと上がるからです。

大三角のように,だじゃれが3つできるとき,1つだけ子ども達に教えて,後は自分たちで考えさせても楽しいです。
どんなだじゃれが出てくるかも楽しいですが,考えている内に覚えてしまうので,そっちの効果に満足します。

b7534福嶋先生は,今,3年生を担任しています。
算数は棒グラフだそうです。
もう少ししたら,右のソフトを使う場面がやってくるそうです。

棒グラフの読みができ,与えられた数から棒をかくのもできたら,縦軸の目盛りの取り方をしっかり教えたいですね。
これができないと,棒グラフを一から描くことができないからです。

縦軸の設定の仕方にスポットを当てたのがこのソフトです。
福嶋先生と東京であって,あれこれ話しているときに,「こういうのがあると良いね」となってできた思い出のソフトです。

サイのクリックボタンを押すと,人数が改まります。
その人数を見て,縦軸の最大値を決めていきます。
桜スライダーを動かして,これで良いかなと思ったら,右端のグラフボタンを押します。
最大値が適切だと,棒がグラフに収まりますが,最大値が小さいと,ご覧のように棒が飛び出てしまいます。
そういうへまを何回かやって,適切な最大値を見つけるカンを養っていきます。
何回かやる体験を楽しくできるのが,このソフトです。

クラウドをご利用の3年生の担任の先生,棒グラフになったら,是非,このソフトも使って下さい。
すっごく面白いですし,最大値を見つける秘訣も子ども達がつかんできますよ。
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教育委員会の先生が算数の授業参観

b7535青森の駒井先生から嬉しいメールをいただきました。
教育委員会の方の授業参観があり,その時の授業が算数。
6年の円の面積を求める所だったそうです。
授業では,算数ソフトを使っていました。
すると,教育委員会の先生方も「おお~」とうなって感心されていたそうです。

その日の日記が1つ添付されていました。
嬉しいことがぎっしり書かれていましたが,際だったのが次の言葉でした。
作った人がすごいと思った。
この言葉に元気をいただきました。
こんなところまで気が回る小学生がいることにも驚きますが,そういう子に育てている駒井先生,さすがですね。
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CNNのニュースに「アフリカ連合,共通パスポート構想 全54カ国をビザ無しで」と出ていました。
アフリカのニュースは時折みていますが,このニュースには正直,驚かされました。
思い切ったことを考え,実行に移しています。
この先,アフリカはどう発展していくのでしょう。
非常に楽しみな大陸ですね。
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