Category Archives: ソフト

篠田先生から,「子どもたちの気づきから出てきた」と!

b7817篠田先生からも,とっても嬉しいお知らせが届きました。
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横山先生。算数ソフトの「帯グラフを書こう」「円グラフを書こう」を使って授業しました。
・割合を出さないといけないこと
・その計算式は部分÷全体であること
・百分率に直すこと
・足し算をしながら解いていくこと
そのようなグラフを書くのに必要な手順が、子どもたちの気づきからでてきました。数値も非常に簡単で、子供たちもすぐに計算することができました。またワンタッチですべて数値がでてきますので、本時のねらいである「グラフを描く」に時間を割くことができました。
ソフトで2題 教科書の問題2題。4題分のグラフを描くことができました。一名だけ最後の練習問題が途中になったのが時間配分ミスでした。

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このメールを拝見して,篠田先生は「教師眼がいいですねぇ」と思いました。
項目立てをしています。
授業は毎日あるので,ややもするとぼんやりしがちです。
そこに,重要なことを項目だてすると,シャープに見えてきます。
書きながら,過不足にも気がついてきます。
自然な状態で,こういう書き方ができるのです。
良いですね。
篠田先生と友だちでいられて,とても嬉しいです。

その項目の中を読むと,「たし算をしながら説いていく」と記されています。
帯グラフにも,円グラフにも,「百分率を足し算しながら作成する」という一面があります。
そこに子供達が気づいたのですから,素晴らしい発見です。

そうして,驚くべき事は,「グラフを4つも描いた」という事実です。
しかも,遅れがちな子にもきちんと着目しています。
どんどん成長している篠田先生。実に良いですね。
篠田先生とは,明後日の関西大学初等部の公開研究会でお会いします。
算数ソフトを使った授業の様子も少し聞いてみたいと思っています。
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フェイスブックに「日本基礎学習ゲーム研究会」というグループを作りました。
今,「重なり漢字パズル」を少しアップしました。
小早川先生から,理科の電気回路のソフトがアップされました。
金川先生からは,「重なり漢字作成ソフト」がアップされました。
とても楽しいグループです。
関心のある方は,フェイスブックからご入会下さい。
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藪田先生から,「最強」と!

藪田先生から,嬉しいお知らせをいただきました。
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b7820今日は6年生の授業に補助で入り、算数ソフトを使いました。
単位換算の単元です。
習熟度別の、低位にあたる子が相手です。

パソコンを持ち込んだ時点で釘付けでした。
また「この一時間で子供の理解が進んだと思う」と、算数少人数の先生から感想をいただきました。
算数の仕組みがパッと見てわかる算数ソフト、最強のソフトだと確信しました!
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「最強のソフトだと確信しました!」と書くのですから,よほどの事が起こったのです。
メールで少しやりとりをしたら,その「よほどのこと」がわかりました。

授業の始まりに宿題の確認をしたときの事です。
「やってませーん」と平然と言う子がいたそうです。
6年生ですから,少しすれてしまうと,こういう返事を臆面もなく言うことがあります。
その子が,授業を進めると,課題に対してしっかりと取り組み始めました。
よっぽど面白かったのでしょうね。
授業の最初と最後とでは,その学ぶ姿に歴然とした差があったそうです。

「勉強はしない方が良い」「勉強は悪いことだ」と思っている子は一人もいません。
ただ,何とはなく,気がついたら「勉強したくない」という自分になっているのです。
でも,心の奥底には,「勉強は大切」「勉強をしたい」という思いがどの子にもあります。
藪田先生の授業は,その奥底にある前向きな気持ちを引き出したのだと思います。
妙な返事をした子が,V字回復の道を歩んでくれたらと願います。

ところで,この『子どもが夢中で手を挙げる算数の授業』の一つの大きな特徴は,解説がほとんど記されていないところにあります。
なぜ,解説をあまり載せていないのかというと,算数が「きまり」でできているからです。
「きまり」は規則正しいので,繰り返されるとそのパターンがわかってきます。
何度かクリックしたり,ドラッグしたりすると,「ああ,そういうことね」と自動的にわかってきます。
この「きまりがわかる」という感触が,算数の重大な面白さなのです。
ここを授業中に体験できると,算数は面白い勉強に感じられてきます。

藪田先生が補助で入って,ソフトを見せてくれて,何人かの子のやる気に火が付きました。
とてもありがたいです。
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バングラディッシュ

b7859算数ソフトの会議が開かれました。
日本でも授業で使って下さる先生が増えています。
子供達に喜ばれ,算数好きが増えています。
何ともありがたいことです。

会議では,バングラディッシュが話題になりました。
もしかしたら,3月までにバングラディッシュにも行くことになるかもしれません。

私が小学生の頃,バングラディッシュという国はありませんでした。あったのは西パキスタンと東パキスタンです。
インドを挟んだ東西にパキスタンが分かれていて,子供心に「すごい国だなぁ」と思っていました。
そうして,東パキスタンはバングラディッシュになり,国旗は日本によく似た図案になっています。
親日と思っていますが,今日はそういう話題にはなりませんでした。

算数ソフトが日本国内はもとより,海外からも注目されるようになりました。
こうなってくると,私もますます力が入ります。
海外の「子供達の学力向上」「先生方の資質の向上」に遠く日本から協力したいと思う気持ちがどんどん強まります。
一人の力では大したことはできません。
ですが,一緒にその道を歩んでくれる方々がいてくれます。
皆さんの力をいただきながら,「私も奮励したい」と思った一日でした。
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『さんすうセット』のビデオ

『特別支援教育対応 さんすうセット』のビデオを作りました。
関心のある先生,ぜひ,ご覧下さい。
時間は2分3秒。なかなか良い感じです。

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b7913明石先生のSG会。
特別支援級の担任をしている石井先生が参加しています。
明るくて,体が大きくて,「頼れる先生」って感じの先生です。

その石井先生,算数ソフトを使っています。
SG会で会うたびに,「こんな成果があった!」と嬉しい話を話してくれます。
話題の中に,B君がよく出てきます。
先日のSG会では,「B君が,『分数がすき!』と言っていた」ことを教えてくれました。
分数が好きになるんですから,石井先生の指導がかなりのものと推察できます。

来年の2月頃,うまく調整できたら,石井先生の学校におじゃまをして,その様子を見学させていただけそうです。
その日が今から楽しみです。
参観する時には,カメラを持って行き,写真やムービーでしっかり記録に残したいと思います。
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算数ソフトのビデオを見てください!

算数ソフトのビデオを新しく作りました。
作成気分が高まったのは,知り合いから面白いムービー編集ソフトを紹介してもらったからです。
「カムタジアスタジオ」と言うのですが,PC画面をキャプチャーしつつムービーを作れます。
算数ソフトのように画面で動く内容を元に作成するには,うってつけです。

作成しつつ,操作を覚え,『子どもが夢中で手を挙げる算数の授業』のビデオが完成しました。
4分ほどの内容です。
私の作品に関心のある皆さん,ぜひ,見てください。


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このビデオ作り,音声録音も行いました。
マイクを机の上に置き,声を出します。
かなり有効だったのは,「立腰」です。
腹に力が入るので,言葉がはっきりします。
さらに,あごが上がらないようにすると,のどが開き,良い感じで話せました。
・立腰
・あごを上げない
この姿勢は,基本なのだと録音しつつ思いました。
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b7892右の写真は,PCのディスプレイです。
画面の中に映っているのがカムタジアスタジオです。

上の右側が,「こんな風に映るよ」というステージです。
左側は,録画した映像のパーツや音声が並んでいます。
下半分は,映画で言うフィルムです。左から右に流れていきます。このフィルムはレイア状態になっています。

使い方は,ディレクターに少し似ていたので,かなり簡単と感じました。

簡単に操作できるのですが,作り進めていくと,時間はどんどん経過します。
こういうソフトを使う先生は,相応の時間の確保が必要です。でも,面白いです。
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ディレクターを使って算数ソフトを作ってきたのですが,その周辺として,イラストレーターやフォトショップ,新しくカムタジアスタジオが使えるようになりました。
こういう広がりは楽しいです。
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ケニヤの先生が模擬授業

b7895IM(英語版の算数ソフト)が映し出されています。
白いワイシャツを着ている方は小学校の先生です。
初めてIMを見て,その場で即興で模擬授業をしてくれました。

でも,ここは日本の小学校ではありません。
ケニヤの小学校です。
ケニヤの小学校にも,このような設備が備わり始まっています。
教育が大統領選挙の公約になる国です。
備わり始まると一気と感じます。

この写真,先日見せていただいたムービーの一こまです。
この先生がIMを見て,大変感動したので,その様子が撮影され,送られてきたのです。
真っ先に,「非常に感銘しました」と,嬉しいお言葉を発していました。

大画面に映し出されたIMを見て,教師スピリッツが高揚したのでしょう。
手振り,身振り,声の出し方などの「盛り上げ」が実にナイスでした。

この小学校。
際だって有名な公立の小学校です。
日本で言えば,筑波大付属小のような感じなのだと思います。
そこの理数科担当の先生がこの先生です。
ソフトを見て,すぐに模擬授業をしてくれました。
いい授業が浮かんできて,いい実践ができると,強く感じたのだと思います。

ここまでの様子が伝わってくると,その先をプランしたくなります。
IMを使った「ケニヤ版算数の指導法研修」を,この先生と取り組んでみたいですね。
私は,来年もアフリカに行く予定です。
その時には,ケニヤにも行きます。
ケニヤ版指導法を冊子にするぐらいのミーティングができたらいいですね。
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日本語の算数ソフトは,「さくら社ネットストア」で販売されています。
ぜひ,先生の御指導で,子ども達の算数学力をさらに向上させてください!
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