Category Archives: チーム算数

「チーム算数」開催しました!

昨日は「チーム算数」の日でした。
城ケ崎先生,佐々木先生と私の3人です。

城ヶ崎先生が活躍しているのでその話しをいろいろと聞きました。
私の体験したことのない世界を,どんどん開拓して行っている姿は,とてもうれしいものがあります。
社長さんなどが集まっていた会場で2時間ほど話したそうです。
話しの後には,たくさんの方が詰めかけ,「感動しました」と握手を求められたそうです。
うれしいですよね。

佐々木先生からは,メルマガ「ぼうけん」の原稿が提案されました。
すぐに使えるソフトを各種紹介してくれ,また,学習ゲームも盛りだくさん。
社会が専門で,国立歴史民俗博物館で提案発表や子ども達の課題研究の相談役を行ったりしている先生とは思えなほどの多才ぶりに,いつも驚かされています。

b7464今回は,SNSが少し話題になりました。
「言を慎む」というのが,それなりの人のとるべき姿勢なのですが,書いてはまずいだろうということでも書いてしまう先生がいるようで,いささか自制心をもって欲しいと思いました。

と,このように人の勇み足を見て,それはちょっと・・・と思うのは誰でもできることです。
大切なことは,そう言う事例を知って,「自分にもそう言うところがあるだろう」と,吾に照らし,自らを少しでも反省することです。
話をしつつ,少し恥ずかしいと感じることができました。

家に帰ると,相模原で開催されている野口塾の懇親会会場から電話がありました。
内田先生が私のことを話題にしてくれていたようで,「あの人は,今」状態だったようです。
気に留めてくれる人がいてくれ事は,ありがたいことです。
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論語「仁に親しむ」のポイントは,先生です!

今度の土曜日は,「チーム算数」です。
いつものジョナサンで,いつものメンバーが,いつものような話しをします。

b7469論語の一節に「仁に親しむ」というのがあります。
学而第一の一節です。

子曰わく,弟子入りてはすなわち孝 
出でてはすなわち弟
慎しみて信
ひろく衆を愛して仁に親しみ
行いて余力あらばすなわちもって分を学べ

「心のひろい人と親しくしましょう」ということです。
そうすれば,知らず知らずのうちに良い影響を受けて,次第に人格が高まっていきます。

この条は,「弟子(ていし)」が全体の主語ですので,「仁に親しむ」も,若者やお弟子さんたちは・・・・心のひろい人と親しくしましょうね,という意味になります。

若者を,この立ち位置で受け止めることを職業して行っているのが学校の先生です。
子ども同士のいろいろな生活もありますが,その最も重要な影響力の大きい位置に存在しているのが,先生です。
だから,先生には,心をひろく保つことが普段から求められているのです。

b7734チーム算数は,城ヶ崎先生とそういうような人間性を高める人生を歩もうという方向性を持って始まっています。
歩みは遅々としていますが,そう言う歩みを楽しめているので,これが一番と思っています。
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チーム算数,開催しました

昨日,チーム算数が開催されました。
いつものメンバーがいつもの場所に集まり,いつものように話しました。

今回は,佐々木先生のレポートが2つありました。
1つは学習ゲームのあれこれ。
中味が盛りだくさん。
少しずつ,フェイスブックの日本基礎学習ゲーム研究会のページにアップしてくれますので,そこでも,楽しみたいと思います。

もう一つは,なんと国立歴史民族博物館(通称,歴博)と連携しての実践レポートです。
この歴博は私の家からも車で30分程度の所にあるので,調べ物があるときには,よく行っていました。
館内の展示は当然のように圧倒的な量で,実に充実しています。
同様に,館内の書籍コーナーの充実度も素晴らしく,幾たびにそこで一時を過ごしました。
その歴博で佐々木先生が発表するとのことです。
もう,これだけで十分満足しました。

さらに驚いたのは,佐々木先生は歴博で夏休みの自由研究のアドバイザーをしているそうです。
コンピュータの先生,というイメージが強いのですが,元々は社会の先生です。市教研でも副会長を担っているほどの強者です。
今回知った活躍に,私の心も躍りました。

b7493藪田先生が,カバンから本を取り出しました。
『人工知能は人間を超えるか』です。
この本は,ルワンダに行く道中で読もうと購入したのですが,荷物の軽量化で持って行くのをやめた本です。
仕事の合間に,ちょこちょこと読んでいたので,同じが本が出てきて,ちょっと嬉しくなりました。

藪田先生は,整然と付箋を貼っていました。特に,重要なところには大きめの付箋が1つ貼られてたので,そこを見せてもらいました。
すると,そこは私が「おっ!」と思った所と同じだったので,藪田先生のセンスにも感動しました。

どんなところかと言うと,人間の学びがクローズアップして書かれているところです。
この部分,算数教育でも戦前から重要と言われている所なのです。
人工知能の視点からも算数の教え方の重要な部分が学べるので,この本,お勧めです。
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今週の土曜日は「チーム算数」

今週の土曜日は,「チーム算数」です。
今回は,ルワンダのあれこれを話すことになりますが,特に,ブートキャンプから見えてきたことなども,少し話をすると思います。

今は夏休み中ですので,全国各地で算数のセミナーなどが開催されています。
実践的に優れた内容が発表され,受け継がれ,日本の算数がこの夏も成長をしていきます。
そんな中,たぶん,一番ぶっ飛んでいる内容が出てくるのがチーム算数だと思います。
こんな変わった算数集団が,よくぞ続いているものだと思います。

来週の火曜日は,若い先生方と一献傾けます。
特にテーマが決まっているわけではありませんが,それなりに刺激的な集まりになると思っています。
若いと言うことは,それだけで可能性が巨大なのです。
それも,時代が良いので,超超超巨大となりえます。
そんなことに気づいてもらえたら,良いなあと思います。
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暑中お見舞い申し上げます

b7502暑中お見舞い申し上げます

その昔は,これをハガキで出していましたが,いつの頃からでしょうか,投函することがなくなりました。

その代用とはなりませんが,ブログにこういった画像を貼り付けて,それなりにお伝えしている次第です。

今月は,13日(土)に「チーム算数」があります。場所はいつものジョナサンです。
集まるメンバーも,いつもの通りだと思います。
16日(火)は東京で若い先生方との懇親会に参加予定です。
今月は,SG会が開催されない月なので,楽しみは9月となっています。

b7507右は,ルワンダの首都キガリにある庶民の市場で見かけた上皿ばかりです。
年季が入っているからか,傾いていても気になりません。
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「チーム算数」開催

「チーム算数」開催日でした。
いつもの城ヶ崎先生,佐々木先生,藪田先生と私の4人で楽しく語らいました。

平均年齢が高いためか,今回は,「退職後をどうするか」という話題も出ました。
佐々木先生が「退職しても,まだ20年あるからなぁ」と言っていたのが印象的でした。

何とはなくですが,50を過ぎたら,退職後のことを考えて,少しずつその道への準備をすることが良いのではないかと思っています。
野口塾の熊谷先生は実に立派です。
自分の将来をどうするかということで,担任をしつつ,大学院での勉強もしています。
発掘の道と聞いているのですが,その話を聞く度に,尊敬の念が湧き上がってきます。

「退職後のことは,退職してから」と,行き当たりばったりでも良い人生が待っている人もいるでしょうが,ある程度は目的意識的に進むことの方が,そこに歴史性を感じるので私はいいなぁと思います。

算数では,「3.84」といった小数の概念の話をしました。
非常に当たり前な話なのですが,皆さん,それなりに驚いていました。
これについては,またいつの日にか書きたいと思います。

佐々木先生から,「算数ソフトの良さと良さを引き出す使い方3」のレポートがありました。
3つの使い方も勉強になりましたが,その中の「全員が正誤を見ている」という下りに,私は線を引きました。
しかし決定的に違うのが,他人がやる問題をソフトを使う場合は,全員がその正誤を見ている,というところである。
板書での出題との決定的な違いが,ここにあb7533ると書いていました。
これは注目すべき所です。
板書だとなぜ正誤をぼんやりと見てしまうのか。
ソフトだとなぜ真剣に見るのか。
その相違は「瞬間性」にあります。
そこをしっかり捉えていたので,「佐々木先生,さすが!」とグイッと来ました。

算数ソフトについては,<こちら>を。

人工知能の話も少ししました。
良い感じでビビッと来ています。
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